【ブータンの染料で染める】リュウキュウアイの紫染め
ブータンの藍染に使うリュウキュウアイ。
伝統的な染め方ではありませんが、リュウキュウアイを煮て紫色に染めてみました。
もしかして葉を煮るより生葉ジュースのほうが色素が出やすいのでは?とジュースにしてから煮てみることにしました。
リュウキュウアイの葉20グラム、水1リットルをジュースにして濾しました。
しかし、加熱すると澱が生じてしまいました。沸騰させてから糸を入れてみましたが染まりません。
あまりにも早く加熱させたのでインジカンがインドキシルになれなかったのかしら。
やり直し。
葉14.5グラム、水800cc。加熱します。
液は綺麗な青になってきました。
何度になったら糸を入れようかな、と考えているうちに沸騰してしまったので、すぐにシルク糸(約6グラム)をいれました。
液は暗い緑色になってきています。糸は最初はグレー。
途中で余っていた茎をちょっぴり足してしまいました。そんなことをしながら11分加熱を続けてから糸を引き上げました。
無事に紫に染まりました。
加熱をゆ〜っくりしたほうがインジルビン色素が形成されやすいのかな? お湯が何度のときに糸を入れるのが良いのかな?など、疑問は残ります。それはこれからの宿題。