【染色遊び】クルミの葉・実の染色 忘備録

クルミの葉、クルミの果肉で使い古しのタオル(呉汁処理済)を染めてみました。

クルミの葉 112g  +水3リットル 
明礬液 0.2% 
タオル 65g1枚、布巾25g 1枚

クルミの葉を刻んで3リットルの水を加えて沸騰後15分間煮出しました。
葉はベタベタとしていて、煮ると正露丸のような匂いがしてきました。

くるみの葉

 

煮出した染液を濾して熱いうちにタオルと布巾を入れてときどき動かしながら15分浸しました。

その後、軽く水に通して絞り、0.2%明礬液に20分浸して媒染。
再び染液を加熱(80℃くらい)。水洗いしたタオルと布巾を入れて15分浸しました。

クルミ染

 

クルミの実 226g  +水3リットル 
明礬液 0.2% 
タオル 65g1枚、布巾25g 1枚

クルミの実をビニール袋に入れてトンカチでたたき潰しました。種子(食べられる部分)もかなり大きくてもったいない・・と思いつつ。もうシーズン終わりかけで黒っぽく虫に寄生されている箇所もありました。もっと早くやるべきでした。

くるみ

 

3リットルの水で沸騰から15分煮て漉した染液。濃い茶色です。葉よりは優しい匂いでした。熱いうちにタオルと布巾を入れて15分浸しました。
タオルと布巾を取り出して軽く水洗いして0.2%明礬液で20分媒染。
その後、染液を90℃くらいまで再加熱。水洗いしたタオルと布巾を染液に戻して15分浸しました。

くるみ染

 

右側が葉、左側が実で染めたタオルです。
写真とは少し色味が違うのですが、木綿にもしっかり染まり、どちらも上品な色で満足です。

ブータンではクルミの実を黒っぽい色を染めるのに使っていて、葉は最近の草木染ブームで使うようになったようです。濃く染めたいときには藍に重ねるとのこと。それも試してみたいです。でも来年のくるみの季節まで待たなくては・・・。

染めたタオル