【染色遊び】蓼藍の乾燥葉作り実験 揉まないとだめなのかな?

ブータンのブムタン地方で藍染めを見せていただいたとき、リュウキュウアイの乾燥葉を使っていました。ブムタンは寒くてアイは育たないので、南部のシェムガン地方の村で作ったものだそうです。乾燥葉を作るときには、「両手をこすり合わせるようにして、葉を揉まないとだめなんですよ」と教えてもらいました。

今年蓼藍を育てたので乾燥葉も作ってみようと思いました。検索すると、やはりもみくちゃにする、という情報です。でも疑り深い私は、本当に揉まないと染まらないのかなぁ・・・と思い、葉を揉まないで乾燥、葉を揉んで乾燥、の2種類作って実験してみることにしました。

 

乾燥葉作り 用意した蓼藍の葉 150グラム ✕ 2

<葉を揉まないで乾燥>

1日目:8月21日(土)

乾燥葉
蓼藍の葉をそのまま広げて乾かした

2日目:8月22日(日)

乾燥葉
揉まずに干している葉も色が変わってきている。色は葉の周辺から中へと変化してくる。

<葉を揉んで乾燥>

1日目:8月21日(土)

乾燥葉1日目
蓼藍の葉を揉んで干した

2日目:8月22日(日)

藍の葉
2日目の揉んだ葉は色が濃くなっている。パリパリと乾燥も早い。

あとは、しっかり乾燥させてから秋に染めてみましょう。違いがでるでしょうか。