【染色遊び】ドクダミで綿糸を染めてみました 

ドクダミで染めてみました。忘備録です。
水1リットルにドクダミは20gくらいでよいけれど、もしアルカリで抽出するならドクダミの量を増やすと濃く染められるようだ、という話を聞いたので、灰汁で煮出してみることにしました。ドクダミはい〜〜〜〜っぱい生えてます。

ドクダミ

ドクダミって綺麗な植物だと思います。ブータンでは根っこを生のまま、チリペーストをつけてかじります。

 

葉を煮出す

ドクダミ290g(全草)、水2リットル、灰30gを使ってpH11にして沸騰後20分煮出しました。

薬みたい

煮出し終わった液のpHは8だったので、お酢を大さじ1杯入れてpH7にして染めることにしました。写真は葉を取り除いて糸を入れたところ。飲んだら薬効ありそう・・・・。糸を入れてから沸騰したら火をとめて15分放置しました(ときどき糸はゆらす)

未媒染の色

未媒染なのに糸に色はかなり入っている様子

媒染

鉄(左)と明礬(右)の媒染液に1綛ずつ分けて20分浸しました。色がどんどん変化します。

 

染め上がった糸

再び染液に入れて沸騰させて火を止めてそのまま2時間くらい浸した後、よく水で洗い、干した糸です(左が鉄媒染、右は明礬媒染)。色は薄い色ですがとてもしっかりと染めついているように見えます。上品な色で満足です。