シダを知って旅の楽しみ倍増計画。１０種類の身近なシダ観察の２番めはツヤツヤのヤブソテツ。
ヤブソテツCytomium fortunei var. fortunei  オシダ科　ヤブソテツ属

２０２２年２月４日。
下草刈りを免れて天井を向いて倒れていたヤブソテツの株。ソーラスを見せてアピールしているようです。

葉柄の下部には焦げ茶色の鱗片が密についています。さわると見かけによらずとても柔らかい。

葉軸はいっけんツルツルに見えましたが、よく見ると細かい毛があります。

羽片の裏側はやや白っぽく、下のほうの羽片の裏にはソーラスがなく、半分から上の羽片裏にソーラスがついていました。

上のほうの羽片にソーラスが付いています。

ソーラスは羽片の周囲と先端に多く、小さなボタンのように並んでいます。よく見ると羽片には細かな鋸歯がありました。

スマホに簡単なマクロレンズを着けて撮影しましたが、これが限界です。

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