2023.ゆっくり旅するウズベキスタン(5日目:5/16タシケントーマルギラン)

1日目 5月12日(金)成田ーソウルータシケント
2日目 5月13日(土)タシケントーサマルカンド
3日目 5月14日(日)サマルカンド(ウルグット村訪問)
4日目 5月15日(月)サマルカンドータシケント
5日目 5月16日(火)タシケントーフェルガナーマルギラン
6日目 5月17日(水)マルギラン(リシタン訪問)
7日目 5月18日(木)マルギランータシケントーチムガン
8日目 5月19日(金)チムガンータシケントー
9日目 5月20日(土)ーソウルー成田

 

 

【5日目】5月16日(火)タシケントーフェルガナーマルギラン

 

「ゆっくり旅する」がテーマなので、楽をして国内線でタシケントからフェルガナに飛んでしまいました。車ではるばる旅した峠もあっという間に飛び越えて、フェルガナに近づいてきました。

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フェルガナ空港に到着。覚書です。トイレ男女それぞれ1個しかありません!中は広いのに。
並ぶと時間がかかるので、トイレは機内で済ませておきましょう。

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マルギランの宿に荷物だけおろして、ゴールドシルク(フナルマンドラル マルカジ)にやってきました。
政府のバックアップで作られた絣織物センターです。個人で仕事をしている職人さんたちがここに集合して共同で作業をし、販売もしています。

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有名な絣織物。これはタテ糸もヨコ糸もシルクの「アトラス」。表の鮮やかな色と裏の色(ヨコ糸の色が強く出る)の違いが面白いです。

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整経の様子です。一番下のところで綾をとっていました。

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糸を染めた後、機掛けする前の作業です。この後の作業が見たかった!
1日中ず〜っと見ていたい。

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その隣りで括る印をつける作業をしていました。

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機掛けする前に糸綜絖を通していきます。話しかけられて横を向いても手は同じスピードで動き続けていました。

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その後、9代目職人のラスルジョンさんの工房へ。ラスルさんのご自宅がゲストハウスになっていて、私達はそこに泊まり、ラスルさんのご好意でマルギランの絣織物に関連するところを見学できました。

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ブロックプリントの最後の1人の職人さんがおなくなりになった後、ウズベキスタンのブロックプリントの生産はほとんど途絶えてしまいましたが、ラスルさんの工房では版木を集めて僅かに引き継いでいます。

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織り手さんたちのランチタイム。楽しそう〜〜〜。仲間に入りたい!

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私たちは町中のファミレスのようなお店でランチ。とても繁盛していました。

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ベルベット織りを見せてもらいに、村の人を訪ねました。この織りを見るだけなら、ゴールドシルクでもやっているのですが、個人で織りを請け負っている人の暮らしにも触れたいと思ったので。村の暮らしは自給自足に近いものなので、女性が機織りをすることは暮らしを助けているそうです。

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庭には色々な種類の野菜や果物が植えてありました。チェリーを採ってくださいました。

 

その後、養蚕をしているところへ。個人やっている養蚕はもう終わってしまい、ここは民間の小さな会社?
共同作業で行っています。

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そろそろ繭を作る蚕たちがいっぱい。桑の葉はどんどん上に積み重ねていくだけ。蚕は上に上っていきます。湿気が少ないので衛生的です。

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繭を作り始めたら覆いをして、「太った人」という意味のお団子を、繭が大きくなるおまじないとして飾ります。

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最後にマルギランの市場に行きました。ここはほどよい大きさで好きな市場です。ノンの種類もイロイロ。私が「デコノン」と呼んでいるこの飾り過剰なくらいのノン、作るところ見に行きたいなぁ。

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5月はウズベキスタン的には果物が多い季節ではないのですが、チェリーや杏やイチゴがとっても美味しかったです。

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私が泊まったイカットハウスの門扉。木彫りが素晴らしい!ウズベキスタン

 

イカットハウスの中庭。門を入ると楽園、というウズベキスタンの典型的な民家スタイルです。このお庭でいただく朝食が気持ちいい!

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部屋ごとに内装も違います。私のお部屋は刺繍がたくさん飾ってありました。

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絣織物も安価で譲っていただけます!

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素朴で美味しい家庭料理。お野菜が多いのが嬉しいです。

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