リモートでブータンのカード織り(1)計画|ヤクランド 

 
ブータンの帯
ブータンの伝統的な帯を草木染めのシルク糸で Traditional woven belt with vegetable dyed silk thread.

ジャンベさんのお店のインスタグラム:Kelzang Handicraft

ジャンベさんとお嬢さん
手織りの民族衣装姿のジャンベさん(中)とお嬢さんたち Aum Jambay ( middle ) and her daughters in hand woven traditional dress.

 

ブータンを代表する織りの名人ジャンベさん。コロナで観光がストップし、ハンディクラフトのお店も経営が厳しいですがなんとか乗り切ろうと頑張っています。

ジャンベさんは織りのコンクールで何度も受賞、それに英国のキャサリン皇太子妃がブータンを訪れた時にはジャンベさんの織った布を選んでスカートに仕立てました。

何よりもジャンベさんは、小さい時からずっと織ってきて心から織りを愛しています。

My friend and the one of the  greatest weaver of Bhutan,  Aum Jambay’s two daughters decided to learn weaving from their mother as they have a lot of time because of COVIT-19. Being inspired by them, I requested to allow me to join them to learn together to weave Bhutanese traditional belt, myself  staying in Japan, learning from Bhutan through internet. If it worked well,  whoever wants to learn from her could join the class  then Aum Jambay will be the teacher for many students in all over the world ! So exciting.

さて、そんなときですが嬉しいこともありました。
今まで興味を示さなかったお嬢さんたちが、時間ができたので織ってみたいと言い出したことです。

さすが織りの国ブータンの女性、織名人のお嬢さんたちです。そして、2人とも織り始めたらすっかり楽しくなってきた様子。

織りの練習
織りを習い始めたお嬢さんたちと初めて織り上げた子供用の帯  Learning weaving from her great weaver mother, and first work ( a belt for a child )

 

そこで、私も仲間に入れてもらうことに!

リモートでジャンベさんにカード織りを習うプロジェクト(ジャンベクラス)です!

ブータン人が使う糸、カード(レントゲンフィルム)でブータン人と同じように織ってみます。

織り始めた状態の子供用の帯をブータンから送ってもらい、続きを織ります。
模様の入れ方はZOOMでジャンベさんに教えてもらいます。

織り終わって、ちょっと手が慣れて気持ちに余裕もできたら、
今度は自分で糸の糊付けや整経から頑張ります。模様もちょっと複雑なものにチャレンジ。

 

うまく行ったらもっとたくさんの人に参加していただけるようにしますね。
そうなったらいいなぁ・・・と思いつつ、これから途中経過をブログにアップしていきますので、お楽しみに。