【ブータンのカード織り】ハエの羽模様を織る−後編

ブータンのカード織りWSの予習・復習のためのページです。
セッティングまでは「ブータンのカード織り ハエの羽を織るー前編」をご覧ください。

模様を織る

 

一番上の経糸に模様糸をかけていく

 

最初にカードを向かい合わせにしたので、経糸が2本1組になっています。

模様糸を入れるときには、写真のように2本1組の経糸をすくい上げて、模様糸をかけていきます。

このとき、一番上の経糸だけをすくい上げます。

模様糸の入れ方

 

一番上の経糸ってどれ???

横からみると、上に2本、下に2本、と別れています。

上の2本の糸をよく見ると、黄色い糸が一番上に、そのすぐ下にピンクの糸があります。

模様の位置

 

模様の位置3

 

慣れないと、一番上の糸(ここでは黄色の糸)をすくいあげようとして、ピンクの糸まで一緒にすくってしまいがちです。

そんなときには、補助棒を1本入れると、やりやすくなります。

補助棒を入れたところ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

斜めから見たところです。

補助棒を入れたところ

 

 

 

 

 

 

 

 

ハエの羽模様を織る

実際に織るとこんな感じです。
最初は間違えないようにひとつひとつの手順を確認しながら織って、2回めも同じように織って、3回目くらいには手が慣れてくると思います。色違いでたくさん織ってみてはいかがでしょう。

(★撮影のためカードの位置をぎりぎりまで下げています。)

 

 

ハエの羽模様の図

 

 

いくつアップして、いくつダウン(拾わない)かを描いた図です。
ブータンの人は、どんなに複雑な模様でも、図などは何も見ないで織ります。

 

 

 

 

 

・・・だいたい、WSではこの辺までですが、頑張ってもっと織りすすめた方のための情報を2つあげておきましょう・・・

 

カードの回転方向を逆にする

 だんだん糸の上のほうがよじれてきて、織りにくくなってきます。
そうなったら、カードの回転を反対向きにします。方向転換するときには、カードを2回回します。

★模様の補助棒を入れるときのカード回転も反対向きになりますので注意してください。

 

 

棒2本を使って巻く

織れた部分が長くなってきたときには、私はこのようにして巻いています。ご参考まで。