オンライン:カード織りの帯 with ブータンの織名人ジャンベさん

**締め切りました**

♥ジャンベさんクラスのご案内です♥

いきさつ

ブータンの首都ティンプーでハンディクラフトのお店を営むジャンベさんは、ブータンでも指折りの織りの名人です。敬虔な仏教徒で親切なジャンベさんのおかげで、私もブータンの織りの素晴らしさを知ることができました。

コロナでブータンにいけなくなってしまいましたが、今年のトレンド?のZOOMを使ってジャンベさんたちと再開した時は何て嬉しかったこと!今までは織ることに興味がなかったお嬢さんたちが、「おうち時間」にお母さんから織りを習い始めたことも嬉しいニュースでした。

それなら、ブータンに興味のある日本人の皆さんとZOOMで一緒にやりましょう!

そんな思いつきでジャンベさんクラスを計画しました。

ジャンベさんたちも私も一生懸命準備していますが、何しろ初めてですし、ネット環境や画質その他うまく行かないことも多々ありますが、みんなでワイワイ楽しくできたらいいな、と思っています。

 

ジャンベさん
長女のイシェさん、ジャンベさん、次女のヌモさん

日時と内容

1回目:11月28日(土) 午後2時〜2時40分 (自由参加)接続確認。お互いの自己紹介
スムーズに繋がれるか、音が聞こえるか、などのチェック。
ジャンベさんも、どんな方が参加してくださるか楽しみにしています。
2回目:12月 5日(土) ブータンの機織機(タシン)
カード織りに模様を入れる手順
簡単な模様の織り方
ブータンの緻密な模様の織物は、一見原始的に見えて非常に優れた機織機(タシン)にあります。
カード織りにどうやって刺繍のような模様を入れるのでしょう?簡単な模様をゆっくり実演してもらいますので、録画(後ほどURLをお送りします)を見ながら、ぜひ織ってみてください。
3回目:12月12日(土) カード織りの整経実演
模様の織り方の技術紹介
ブータンの整経台を使い、カードに糸を通しながら輪状の整経をする様子を見せていただきます。見ただけでは理解でききれないかも知れませんが、こんな風にしているんだなぁと知っていただけたらと思います。
カード織りの模様はいくつかの技術の組み合わせで織っています。今回ここまでやるのはちょっと無理かなぁ、と正直思っていますが、後で練習用のシンプルな模様の織り方の資料を差し上げますので、チャレンジされる方は頑張ってください!
4回目: 1月 9日(土) ジャンベさんの里帰り報告と小さい頃のお話し
年末に故郷のゲンパカップに里帰りしたお話しをお聞きしましょう。すご〜く山奥のとっても小さな村ゲンパカップはブータンでも特別に織りのレベルが高い村です。また、ジャンベさんがどんな風に織りを習ったのかお聞きしたいと思います。

※当日出席できない方も録画をご覧いただけるようにします。

参加お申し込み方法 

「お問い合わせ」からお申し込みください。
お名前、メールアドレスの他に、Zoomとカード織りの経験、どんなことに興味を持って参加してくださったか、ご自分で織った作品(織りをされている方)、ブータンに行ったことがある方はいつ頃どこへ・・など、ジャンベさんにお伝えできるプロフィールを教えてください。どんなことでも結構です。

必ず受付のお返事しますので、2日以内に連絡がない時には再度お問い合わせください。

*織れなくても興味を持ってくださる方は大歓迎です。双方向のコミュニケーションを楽しみたいので、顔や声を出して参加していただけることが条件です。

参加費 3000円

受付メールが届きましたら、下記へお振込ください。

郵便振替  口座番号 00180-1-34030 加入者名 ヤクランド
*ゆうちょ銀行以外からお振込いただく場合
銀行名=ゆうちょ銀行、店番=019、預金種類=当座預金、店名=〇一九(ゼロイチキュウ)、口座名=ヤクランド

織ってみたい方は

カード織りができる方はぜひ織ってみてください。

13セット(26枚)か少し余裕を持って15セット(30枚)がおすすめ。慣れていらっしゃる方は多くても。
糸などは自由にご自分が織りやすいものを。

1枚のカードに4本の糸を通します。2枚のカードを1セットと考えて、それぞれのカードに糸を通す方向は向かい合わせになります。

基本的にはカード全てをひたすら前に回転させながら織っていきます。(90°度回転させたら緯糸を通す、の繰り返し)。糸が捩れてきたら今度はひたすらバックして織ります。この動きは一般的なカード織りに共通かと思いますので、練習しておいてくださいね。

*申し訳ございませんが、「織ってみる」部分は皆様の自主的な練習ということで細かなサポートはさせていただけません。ご了承ください。

カードの並び方

ブータンでは打ち込むための刀杼(①)、模様を入れる糸を分けるためのヘラ(②)、模様を入れる糸をすくい上げるための先の細いヘラ(③)を使います。身近なもので代用してください。何もない時には、物差しや先の細めのお箸でもできます。
糸はご自身で織りやすい糸を使ってください。参考実験で100円ショップのレース糸(太)を使ってみました。ちょっと光沢が気になりましたが、滑りは良かったです。模様の糸は少し太めの木綿糸を使ってみました。

bhutancardweaving

cardweaving

 

左は大人の女性の帯、右は子供用の帯、カードはそれぞれ100枚、26枚使っています。
ブータン人も、最初は子供用の帯から練習してだんだん複雑な模様が織れるようになります。

帯サンプル

 

とっても素敵なジャンベさんとお嬢さんのヌモさん(日本語通訳)を皆さんにぜひぜひご紹介したいです。そして、いろんな方と繋がりが広がったら素敵ですね!うまく行かないこともあると思いますが、がんばりますのでどうぞよろしくお願いします。