桐生で台湾の民族衣装展 染織品の話す言葉を理解したい・・

桐生地域地場産業振興センターで世界の民族衣装展「台湾」を開催中。昨日見に行ってきました。
写真撮影も自由なのに圧倒されてぼ〜っとしてしまい・・・ブログに載せるつもりもなく撮影をサボってしまったことを後悔。・・・色使い、モチーフ、信じられないほど細かい刺繍、かわいい首(首刈り)などなど、とても印象的なものばかり。7月18日まで。入場無料。カラー写真の資料も用意されています。

台湾2

台湾3

台湾1

台湾4

台湾には一度だけ一人旅をしたことがありますが、先住民の文化にふれることはなく、恥ずかしながら何も知りません。美しい染織品は部族ごとに特徴的で、それぞれの部族が私に話しかけてきてくれているように感じました。その言葉を理解したい・・そんな気持ちになりました。

今、先住民の人たちはこの文化を残してるのかしら・・と気になって、詳しい人に尋ねるとこんな動画を紹介してくださいました。日本の占領下で機織りが禁止され、社会の変化で伝統文化が失われかけたときに、自分たちのアイデンティティーを取り戻そうと糸づくり、染め、織り、刺繍を復興させるためがんばっている人たちがいることにとても嬉しくなりました。歴史博物館で収集と研究が行われている様子も紹介されています。個人的には、最後のほうにでてくるアタヤル族の木の幹をくり抜いたドラムを使った腰機がとても気になります。織り方や整経の仕方はかなりブータンに似ていますが、このドラムを使ったり、整経の棒が二股に分かれているのは何なんでしょう。

コロナがおさまったら行きたいところがまた一つ増えました。