【ブータン観光再開】3週間の隔離条件付。8月9日、1年半ぶりのツーリスト到着!

3週間の隔離があるのでまだ私達には現実的ではないのですが、ブータンが観光客受入を再開し、すでに1人の観光客がブータンに到着した(8月9日)ということは、やっぱり大喜びです。

私はこの記事を読んで、このアメリカ人の女性のブータン愛に感動しました。彼女の1回目の旅でどんな出会いがあったのでしょう。どうぞ素晴らしい旅を満喫してください。

BBS のオンライン記事をざっくり訳しました。原文は下記のリンクをご覧ください。

http://www.bbs.bt/news/?p=155290

ブータンのニュース

 

昨年3月、ブータンを旅行中のアメリカ人ツーリストのコロナ感染が見つかってから外国人観光客受入を停止してきたブータンが、約1年半ぶりに観光客を迎えた。

アメリカから来たフランシス・バクさん(70)にとってブータンは2度めの訪問。1度目と違い今度は自費で21日間の検疫隔離を受けなくてはいけない。その後でRT-PCR検査で陰性が証明されてはじめてブータン国内観光に出かけられる。旅行会社によれば、2019年の最初の訪問以来彼女はずっとブータン再訪を待ち望んでいた。これから3ヶ月、ブータンに滞在する予定だという。

先週、ブータン政府観光局が21日間の検疫隔離の条件つきでツーリスト受け入れを発表後、ブータンの旅行会社は世界各地の顧客に連絡を取り始めた。

人々の声

ヒマラヤン・トラベルのテンジン・イシェさん
「国境閉鎖の後、私達の多くは仕事を失いました。私の場合は、従業員に給料を払えませんでした。私は自分の家賃も払えません。ついに観光再開されたことは本当に喜びと希望です。しかしコロナとの戦いはまだまだ終わりではなく、ツーリストも旅行会社も慎重であるべきだと思っています」

パロのハンディクラフトショップのサニタ・ラサリさん
「(お土産用の)お茶やオーガニック製品がだめになってしまいました。観光客が少なくてもお店を開けられることはとても助かります」と言った。

ガイドのツェリン・ペデンさん
「私達は国王陛下のキドゥ(国王からの資金援助)にずっと頼り切っていました。ツーリストが来れば自分たちでやりくりできるようになります」

外国人観光客が支払う1日250ドルの公定滞在費は隔離期間終了の後から課せられる。また、入国は空路からに限定される。入国時には旅行開始72時間以内に取得したCOVID-19の陰性証明書が必須であり、入国後はブータン政府観光局が定めたCOVID-19ガイドラインの厳守が求められる。政府観光局は、ツーリストがCOVID-19の2回の予防接種を終了していることを奨励している。

昨年の1月から3月にかけて25,000人の観光客がブータンを訪れた。そしてパンデミックにより4,084人がブータン旅行をキャンセルした。