計画中 2024年6月25日発 南キルギス・アライ地方 花と手仕事の旅
パミール高原の懐、タジキスタンのすぐ近くのアライ地方は独特の文化を持っています。
男女別の大部屋や遊牧テント泊でも大丈夫な方、手つかずの自然と暮らしにふれたい方、ご一緒にいかがですか?
<お問い合わせ>
*この旅行は旅行会社主催の募集ツアーではなく、旅仲間のオーダーメイドの手配旅行です。ヤクランドの久保が同行いたします。ヤクランドの会員でない方でも、皆で協力して楽しい旅にしようという趣旨にご賛同いただける方でしたらどなたでもご参加歓迎です。
旅行の企画手配はこの地域を熟知する株式会社ユーラストラベルさんです。
お問い合わせはヤクランド(久保)へお願いします。=>「お問い合わせ」ページ
詳しいご案内書をお送りします。
その後、ご参加の方にはから書類を発送いたします。
(パンフレット作成は年末頃を予定しています)
<旅行代金> *もうしばらくお待ちください。
参加人数 9〜10名:
参加人数: 7〜8名:
*一人部屋利用追加料金:
(相部屋希望でも一人部屋になった場合は必要)
*全食事付き、1日1本ミネラルウォーター
*旅行中に必要はお金は、お土産や食事のときの飲み物代等個人的な費用、公共トイレ程度です。
*査証不要(パスポート残存期間:カザフスタン出国時に6ヶ月必要、未使用欄2ページ以上必要)
日程表 (東京発以外ご希望の方はご相談ください)
1 | 地 名 | 時 刻 | 内 容 |
2 | 成田 ソウル ソウル アルマトゥイ |
13:20 15:50 18:05 21:40 |
アシアナ航空にてソウルで乗り換えてカザフスタンのアルマトゥイへ。着後、ホテルへ。<ホテル泊>【ー・機・機】 |
2 | アルマトゥイ ビシュケク ビシュケク オシュ |
朝 午前 午後 夕 |
専用車でキルギスの首都ビシュケクへ。昼食後、国内線でオシュへ。ウズベキスタンのすぐ近くのオシュはウズベク族の人が多く住んでいます。<ホテル泊>【朝・昼・夕】 |
3 | オシュ ムルダシュ |
朝 夕 |
専用車にてアジア・ハイウェイを南下、途中で脇道に入り放牧地のムルダシュ渓谷へ。車で3時間の道のりですが、花や風景をみながらゆっくり移動します。ユルタ(遊牧テント)に泊まります。<ユルタ泊>【朝・昼・夕】 |
4 | ムルダシュ サリモゴル |
朝 午後 |
花や風景を楽しみながらさらに南下、サリモゴル村へ。峠を越えるとパミール高原の雪山が見えてきます。ティレック・ゲストハウスのアリマさんはアライ地方の伝統を伝える活動をされています。結婚式の衣装の着方の実演、刺繍の簡単なてほどきをお願いしています。<ゲストハウス泊>【朝・昼・夕】 |
5 | サリモゴル トゥルパルコル サリモゴル |
朝
夕 |
日帰りでパミール高原の氷河が創り出した湖水地方トゥルパルコル(3500m)へ(片道1時間)。美しい湖と高山植物を堪能する1日です。<ゲストハウス泊>【朝・昼・夕】 |
6 | サリモゴル グルチャ |
午後 夕 |
午前、ゲストハウスにてギリム(絨毯)とテルメ(織り)の実演見学。昼食後、グルチャへ。シュルダック(フェルトのパッチワーク)も購入できます。<ゲストハウス泊>【朝・昼・夕】 |
7 | グルチャ ジョショル村 オシュ オシュ ビシュケク |
朝
昼 |
朝、少し谷を入った美しいジョショル村を訪れます。その後、専用車でオシュへ戻ります。昼食後、国内線で首都ビシュケクへ。 スーパーマーケットでお買い物ができます。 <ホテル泊>【朝・昼・夕】 |
8 | ビシュケク アルマトゥイ アルマトゥイ |
朝 夕 23:00 |
専用車で国境を越えてカザフスタンのアルマトゥイへ。途中、世界遺産のタムガリの古代岩絵を見学します。夕食後、空港へ。夜の便で帰国の途へ。<機内泊>【朝・昼・夕】 |
9 | ソウル ソウル 成田 |
07:40 09:00 11:20 |
ソウルで航空機を乗り換えて成田へ。 |
*上記日程は天候・現地事情により変更になる場合があります。
自然が美しく人が穏やかなキルギス。南部はさらに違う世界があると聞いて、2023年8月末に下見に行ってきました。
都会のオシュを出発、快適なアジア・ハイウェイをしばらく走り、途中から谷に入っていきます。この近くにムルダシュの定住村があり、この谷の奥に夏の放牧地があります。
いったいどんな力でこの岩が割れたんでしょうね。
ムルダシュ渓谷。泊めていただいたのは真ん中のテント。その奥のユルタ(遊牧テント)にはアメリカ人4人が泊まっていました。毎年ここで放牧をする一家が最近外国人も受け入れるようになったということで、遊牧生活そのままを体験できてとっても楽しかったです。トイレは外ですが、洋式とキルギス式(和式)で清潔です。
こういう手仕事は放牧の仕事がない冬にするのだそうです。全てご主人のお母さんが作ったもの。
装飾の中でもこのアップリケタイプは観光ツアーでもよく訪れるイシククル湖の方面では見たことがありません。
お世話になった家族。英語が少し通じます。近くに観光客用の遊牧テントもありますが、ぜひこのご家族にまたお世話になりたいです。
折り紙はお母さんもお父さんも楽しんでくれました。鶴と風船しか折れないので、次回は簡単で楽しいものも折れるように練習していかなくちゃ。
乳搾りは朝と夕方の2回。
絞ったミルクを撹拌機にかけて「カイマック」というクリームを作ります。作りたてのカイマック、ほんとうに美味しいの!!
奥さんによれば、お花の季節は6月15日から7月15日だそうです。「どこで見られるの?」と聞くと「この辺ぜんぶよ」と笑われました。8月末はお花の季節は終わっていましたが、それでも雨量が比較的多いのか、いくつものお花に出会えました。これはツノゲシ。
ノイバラも清楚で美しい
峠を越えてアライ地方に南下して行きます。こんなグネグネ道ですが、とってもいい道路でキツネにつままれたみたいに快適です。
憧れのトゥルパルコル。いくつもの氷河湖が点在する湖水地方。あいにくお天気が悪く山はほとんど見えませんでした。標高3500m、観光客用のユルタ(遊牧テント)に1泊しました。ツアーでは、高度のことを考えて、麓のサリモゴル村に泊まって車で日帰りでここに来ます。車で50分ほどで来られます。
南キルギスの観光施設は最近できたばかりなので、ユルタのキャンプでもトイレが綺麗。これは嬉しい。
8月末はもうシーズンも終わり。もうすぐ雪が降り始めます。白いリンドウが咲いていました。6月末はきっとお花でいっぱいですよ!
朝少し晴れました。これは、パミールを背にして北側の空。
麓のサリモゴル村です。着いたときは曇っていましたが、翌朝晴れて、こんな綺麗な村に泊まっていたのかぁ!と感動しました。
サリモゴル村で泊めていただいたゲストハウスです。ツアーでは、もっと広いお部屋2つに分かれてみんなで泊まります。飾られた刺繍や絨毯はオーナーのアリマさんの手作り。
左がアリマさん。伝統の盛装を見せてくださいました。頭に布を巻いてボリュームを出して、その上から刺繍をしたスカーフを被ります。アクセサリーも手作り。2泊してアリマさんから刺繍を教えていただく約束をしてきました。
タジキスタンに近い南キルギスにはギリムという絨毯があります。絨毯の織り方も見せていただく予定です。
南キルギスで一番美味しかったのはカザン(鉄鍋)で焼いたナン。下が焼けたら鍋ごとひっくり返して表を炙り焼きします。
しばらくすると、焼色がついていい香り!!これに、先述のカイマックというクリームをつけて食べたら最高のご馳走です。ご期待ください!
キルギス名物、羊の交通渋滞。これはキルギス全土、しょっちゅう遭遇します。