「ブータン　神秘の王国」　西岡京治・里子著　NTT出版　１６００円＋税
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ブータンに興味を持った方に、ぜひこおすすめの１冊です。
まだブータンが鎖国していた１９６４年からブータンで農業開発に携わり、その功績に国王から「ダショー」という名誉ある称号を授かった西岡京治氏と奥様の里子さんの著書です。滞在中の出来事がみずみずしく描かれ、思わず引き込まれてしまいます。ブータンの行事や習慣、暮らし、織り、漆器、土器、竹細工などの手仕事、豊かな食文化、そしてブータンの人の気質など、とても内容の豊かな本です。

ブータンの旅行に参加してくださる方にもおすすめしているのですが、あるとき「ネットショッピングもしないし、本を探しに行くのもハードルが高い」と言われ、そんな方にも旅行説明会に持っていけば買っていただきやすいかな、と２０冊くらい買い込みました。今のブータンでは見えなくなってしまったことも知ってから行くと、見える景色が変わって旅が何倍も楽しくなります。ブータンのガイドさんや村の人とも会話がはずむこと請け合いです！

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