【染色遊び】リュウキュウアイで紫染めを試してみたけど・・

ブータンで使われているリュウキュウアイを育てています。まだ小さいですが、少量の生葉を使ってシルクの糸を染めてみました。忘備録です。

リュウキュウアイリュウキュウアイ生育中

<その1>
生葉を24グラムを軽くちぎり、水1.5リットルを加えて中火の強火くらいで(あまり早く沸騰しすぎるのを避けた)90度になったら液の半分をとって糸を入れて10分間浸した。液は加熱を続け、沸騰してから10分で火を止めてその液で10分間シルク糸を浸して染めた。

90度では透明感のある水色に、沸騰後10分では紫色になった。色が入りにくい(色素が少ない)気がした。葉の量が少ないという理由のほかに、温度を上げることで酵素が変性してしまい、インジカンがインドキシルになれなかったのでは?と考えた。

 

藍染め

加熱を始めると綺麗な青色になっていく。

藍染め

90度になったら染液を半分取り分けて糸を浸した。シルクは水色に。ウールと野蚕はあまり染まらなかったが色素が少なすぎたためだろうと思う。

煮出した藍

染液を加熱を続けると茶色っぽくなってくる。

紫になる

10分間沸騰させた染液で染めるとシルク糸が紫になった。

染めた糸

まだ濡れている糸。青は90度で染めたもの、紫は沸騰10分後に染めたもの。

 

<その2> 生葉をお湯に3時間半浸して色素を抽出してみた。

25gの生葉をちぎらずに1.5リットル50度のお湯に浸して3時間半おいた。2時間のつもりが長くなってしまった。葉を取り除いた液を加熱して90度で染液の一部を取り出して染めた。また残りの染液は加熱を続けて沸騰10分後に染めてみた。最初の実験より断然色素が多くて色が力強く入っていくのを感じた。しかし、翌日乾いた糸を見ると、色がくすんでいる。色素抽出の際に3時間半もおいたことで夾雑物が出てしまったのだろうか。

お湯に浸す

50度のお湯に入れたリュウキュウアイの葉

緑色の染液

3時間半後、液は緑色になっていた。葉は取り除いた。

色が濃くなる

加熱すると色が濃くなっていった。

染める

90度になった時点で染液を取り分けて糸を入れた。このときみは最初の実験よりも色がどんどん吸収されていくのを感じられた。

煮立てる

さらに液を10分間沸騰させ、その液でも染めた。

糸

 

左のペアが実験1,右が実験2
染めているときには2のほうが濃く染まっていくのを感じたが、乾かすと1のほうが色ににごりがなく、鮮やかに見えるという意外な結果だった。

これ以上やるともっと混乱しそう・・・

やってみて感じることは、生葉ならシンプルにミキサーでジュースにして水色に染める。スカーフなど色が落ちたらまた染めればいい、くらいの感覚で使えるものに。紫なら酸化・還元の方法で青く染めてからラックかアカネをかける方法で染めるか、ラックやアカネの鉄媒染という方法のほうが確実かな・・・と思った。