2024年8月:ブータン里帰り旅5年ぶり-8 ティンプー
2024年8月27日(火)ティンプー
再びティンプーの朝
朝食です!
シコクビエ(かな?)のディンゴ。ディンゴは蕎麦がきのように粉を熱湯で練ったもの。
好物のセセシャモ(アンズタケ)のエマダツィが最強の組み合わせです。
早朝、ジャンベさんと2人でモティタン動物園の上の方にドライブして、ゼム(ハイノキ科の植物)の枝葉を採ってきました。アルミを多く含んでいて、媒染剤になります。
ジャンベさんはいつも岩から滲み出たミョウバンを使っています。
初めてゼムでの媒染に挑戦。
ゼムで似た絹糸をラックの染液で煮ました。ピンクから濃い赤に染まりました。
ラック染めがどうしても紫っぽくなってしまうというお悩みだったジャンベさん、大喜び。
ジャンベさんに最後の動画撮影をお願いしました。カード織りの冊子のビデオ資料です。ジャンベさんありがとう。
3種類の織り方で織ったイトスギの実の模様です。
ジャンベさんとベテランのラキさん(奥)。新人の織り手さん(手前)
デザインについて話し合い中です。
ヌモさん(右)とノルブさんの2人に、民族衣装の着方のビデオを撮影させてもらいました。
ランチは話題のドゥルックピザのデリバリで。ピザは大人気。
エゼ(唐辛子ペースト)付き。やっぱりブータンの味になってしまう。。。。
午後はお出かけ。今日からオープンの新しい公園に行ってみました。
ブータン、こういうの、好きよね。
公園内にはデスップのカフェ。オレンジユニフォームのデスップは王様直属ボランティア集団。職業訓練的なプロジェクトもあって、そこで研修した人たちがカフェで働いています。
ブータンの食品をお土産化したお店へ。インスタントのエマダツィがあった。びっくり。
今回の1番のびっくりです。とうとう、こんなすごい模様のキラを機械で作れるようになりました!!
無地の布にミシンで刺繍したもの。値段は5000ニュルタムくらい。1万円しないで買えます。
この模様をシルクの手織りで織ったら10万円ではできない。
近くで見れば分かるけど、遠くから見たらほとんど分からない。
糸を買いにきました。ジャンベさんのような手織りの名人はこれからどんな時代を迎えるのでしょうね。
ティンぷーの町。あまり変わらないような気もするけど、やっぱり新しいビルがどんどんできてます。
一番古い友人のレキさんと兄弟姉妹が集まって夕食に招待してくれました。とっても久しぶりです。
でも、時間があっという間に戻りました。