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ラルン寺に行きます we will visit Ralung Monastery in Tibet

7月のチベットの旅は名所あり、自然あり、そしてゆったりと・・と、理想的な内容です(と自負しています)。
でも、陰のポイントはブータンのルーツでもあるラルン寺のお祭り見学です。

ラルン寺はドゥクパ・カギュ派の総本山。その後継者をめぐって争いが生じました。身の危険を感じたガワン・ナムゲルは、ラルン寺座主の正当な後継者の証である「ランジュンカルサパニ」(写真)を持ってヒマラヤの南に逃亡したのでした。その後、カリスマパワーを発揮、その地域を統一してできた国がブータンです。17世紀のことです。

「ランジュンカルサパニ」というのは、ドゥクパ・カギュ派の開祖を荼毘にふしたときに背骨から現れた観音菩薩像だそうです。

「ランジュンカルサパニ」はプナカ・ゾンに大切に納められています。

ということは、チベットのラルン寺にはその宝物はないはずです。

でも、チベットのラルン寺から見た歴史はどうなっているんでしょうね。すごく気になるところ。今年こそ確かめてこなくては。

ブータンからも、ネパールを経由してチベット巡礼ツアーというのがたまにあるそうです。聖都ラサやソンツェンガンポ王の陵墓のあるツェダン、そしてブータン人にとってはやはりルーツであるラルン寺。なんだか、私達の旅の日程とよく似ています。

ラルン寺はチベットの他のお寺に比べると今はとても小さな静かなお寺のようです。(情報がほとんどなくて分かりません)そんなお祭りだからこそワクワクします。そして、きっとブータンからも巡礼者が来ているんじゃないかなぁ。楽しみです。

ブータンの手織布&お話(大阪)そのココロ

3月3日から大阪の箕面市にある「けんちくの種」さんで
ブータンの手織布の展示をさせていただくことになりました。

大学時代に過ごした箕面ということもあって私もワクワクしています。

世界の手仕事布をめぐる旅展 vol 1
ブータンの手織布~シャクナゲの花のように美しく~
2018年3月3日(土)~3月18日(日)11:00~17:00
*会期中お休みはありません。ブータン・ティータイム中は一時的にcloseとなります。

ブータン・ティータイム(要予約・各回10名様)
ヤクランド久保淳子のブータンの村々をめぐるトークの旅
   ※3日、10日、11日は満席となりました (2018.2.24現在)

3日(土)”王家のために布を織る”ゲンパカップ村へ
4日(日)超急斜面の綿畑トンサ村滞在記(with SOWナラサキシノブ)
10日(土)ラック、アカネ、リュウキュウアイ
11日(日)遊牧民ブロクパ族を訪ねてサクテン谷へ
参加費 1500円 (お飲み物+ブータンのお菓子付)

けんちくの種 大阪府箕面市桜1-13-32(阪急箕面線牧落下車徒歩5分)
tel : 072-734-6343   メールでのお問合せ・ご予約はこちらへ

シャクナゲの花束

~シャクナゲの花のように美しく~
ブータンに5月頃に行くと10mもある大木に咲くシャクナゲがとても綺麗。上の写真ではピンクの大きな花はもちろん、レモンイエローの爽やかな花もシャクナゲです。
東の山奥の村で「シャクナゲのように綺麗な色になりますように」とお祈りをして糸を染めていたのが忘れられません。

イラクサ織り

素朴な織物も見てくださいね
私はイラクサやヤクの毛のような素朴な織物も大好きです。棒を立てただけの織り機で織るブータン人の知恵とワザにはほんとうに感服してしまいます。

ブータン・ティータイム1.「”王家のために布を織る”ゲンパカップ村へ」(3/3 土)

昔から織物が盛んで”王家のために布を織る”とまで言われたゲンパカップ村との出会いと感動をお話します。なんたって、見てください!このロケーションなのです!!

最初に行ったのは2013年の冬。道路がやっとできた・・といっても車は走れずトラクターの荷台に揺られて行きました。もうブータンの織物も廃れてきた・・と思っていた私は、ゲンパカップの中学生が当たり前のように最高級の布を織る姿を見て「今までブータンの何を見てきたのだろう」と目が見開かれる思いでした。

細い模様糸を織り込んでいく手元。ティータイムでは動画でご欄いただく予定です。ゲンパカップのお話は、他のティータイムの日にも少しだけお話させていただきますね。

ブータン・ティータイム2「超急斜面の綿畑トンサ村滞在記」(3/4 日)


ブータンからは綿花栽培は完全に消滅した・・・と思いきや、外国人観光客が行かないような村にまだ残っていました!一昨年の夏、テントに泊まり、村人とディープに過ごした3泊4日の滞在記をSOWナラサキシノブさんと熱く語らせていただきます!

綿摘み、糸紡ぎ、染め・・と何をするにも村の女性たち全員で見せてくださり、そしていつも大笑い。彼女たちにまた会いたいなぁ・・・。ちなみに左の男性は村長(当時)

あの村に行くためにはるばる日本から来たのねぇ・・・ 感慨深い旅でした。
トンサ村はまるで20年前のブータンにタイムスリップしたようなところ。納豆もありました。

ブータン・ティータイム3「ラック・アカネ・リュウキュウアイ」(3/10 土)


日本で染色をしている人がブータンの染色を見ると、その大胆さにぎょっとするか、これでいいのね~と喜ぶかどちらかですね。山から採ってきたり、庭の隅に植えている植物やラックカイガラムシなどの自然の染料を大量に使っておおらかに染めます。

このロープみたいなもの分かりますか?染色をされている方には信じていただけませんが「アカネ」です。根じゃなくてツルの地上部を使うのです。いい色がでますよ!

ブータンの藍はリュウキュウアイです。これは生のアイの葉を叩いて灰汁を入れてしばらく放置、糸を入れてさらに数日間放置してゆっくり染めたもの。他にもユニークな染め方があります。ブータンの伝統の染めと、染めた糸で織った織物をご紹介します。

ブータン・ティータイム4「遊牧民ブロクパ族を訪ねてサクテン谷へ」(3/11 日)


東部山岳地帯サクテン。一昨年初めて訪れて、私はサクテン谷が大好きになってしまいました。いてもたってもいられず、昨年の5月には一人でサクテンに5日間滞在して今ますますSakten my Love !
ブータンの他のところでは見られなくなった、羊やヤクを飼い、糸を紡ぎ、機織りをして自分たちの衣服を作る・・その日常がサクテンには今もあるのです。


ブロクパ族といえば、5本の尻尾のついたヤクのフェルトの帽子。このチャーミングな帽子の作り方、ティータイムでは動画でご説明します。


サクテンの人たち、みんなとっても優しかったです。この写真はヤクを連れて夏の放牧地に移動する人たち。お酒を注いであげているのが私です。どうぞよろしく!大阪でお会いしましょう!(ティータイムの日の4日間在廊しております)

ご予約・お問合せは

けんちくの種 大阪府箕面市桜1-13-32(阪急箕面線牧落下車徒歩5分)
tel : 072-734-6343   メールでのお問合せ・ご予約はこちらへ

腰機の会 ご来場くださった皆様ありがとうございました

手織工房SOXの工藤いづみさん主催 「腰機の会Part1 」にヤクランドの久保もブータンのスライドトークでご一緒させていただきました。工藤さんのブータンの片面縫取織り実演と解説、久保のトーク、かなりの長時間、会場の関係でお茶もお出しできない中、大勢の皆様が最後まで食い入るようにご覧くださり、機織りが人を繋ぐ力に感動しました。ご来場くださいました皆様に感謝申し上げます。


私(久保)です。ブータンの衣装を着ています。
写真:植物の糸と染め織り工房 草縁 -souen-さんからお借りしました。
工藤さんがご自分の資料として集めたインドネシアの布。「とにかく布を見て欲しい」と惜しげなく展示されました。布の力ってスゴイ!

工藤さんのご主人によるオリジナル木工製品(機道具)。手抜きができないご主人なんです。使い心地は抜群です。手織工房SOXのホームページ

腰機を習いたい方、工藤さんの教室で教えてもらえます!

Part2はラオスがテーマだそうです。お楽しみに!

ブータンの竹かご Bamboo baskets of Bhutan

ブータンの竹籠写真を集めてみました。
From my Bhutan tour album, I picked up pictures of bamboo baskets.

ブータン名物「バンチュン」(お弁当箱)を作っているところ。

バンチュンにはこんな細い竹を使います。

屋根に吊るしているのはネズミに齧られないように、だそうです。

ブータン竹職人を訪ねて シェムガン県ズルフェ村へ

ブータンの竹ワッパを見て、どうやって筒型の竹を板のように加工するのか知りたくてブータン南部シェムガン県を訪ねたときの写真です。(2012年3月)見せてくださった方:ドイカさん
Pictures from my tour album in 2012, Zurphey village , Zhemgang district, Bhutan.

1本切れ目を入れる

外皮を剥いだら1本切れ目を入れます。

火で焙ると柔らかくなる

直火で焙るとだんだん切れ目が広がっていきます。

2人がかりで平に広げる

ゆっくり広げます。

使うのは手前の棒

竹の中央に細長く空いている穴、向こう側にも同じように空いています。そこに広げた竹をタテ方向に入れ込みます。

棒の穴に挿して丸める

ゆっくり巻いていきます。ここで慎重にやらないと割れてしまいます。

縫い合わせる

バターを撹拌するもの

縫い目もアクセントになって美しい。今日はバターを撹拌する道具を作って見せてもらいましたが、タッパーのように使う竹のワッパなど、さまざまなものを自分で作るそうです。

シェムガンはあまり派手な観光地ではなく、ツーリストはほとんど訪れないところです。でも、ブータンならではの文化が残っているとても魅力的なところです。

 

ブータン+北東インド 染織の旅報告書2017年版ができました

「ブータン+北東インド・アッサム、ナガランド州 染織の旅報告書2017年版」完成しました。

カラー74ページ 1部 900円(+送料)
*2018年2月15日までにお申込の場合は送料サービスです

北東インドのナガランドやアッサムなどの地域に住む人や織物のことをたくさんの方に知っていただきたいと願って作りました。また、これからこの地域を旅される方のお役に立てれば嬉しいです。見てきたことをなるべく書き記し、写真もたくさん掲載しています。

1部900円で販売しております。
メールでお申込(お名前、ご住所、お電話番号、部数)の上、郵便振替にてご送金ください。ご送金後1週間程度でお送りさせていただきます。送料一律100円。

郵便振替口座番号 00180-1-34030 加入者名 ヤクランド

アッサムのムガ蚕

アッサムのミシン族

ブータン・ラヤの竹帽子作り

ナガランドの綿紡ぎ

「ブータン+インド・アッサム、メガラヤ州 染織の旅報告書2016年版」700円
「ブータンの染織紹介~旅で出会った布と人」1600円
もございます。
こちらをご覧ください。

 

ネパールは芸術の国 Nepal is the country of Art and History

11月にネパールに行き、山は見えて良かったけれど、山だけ????という思いが心に渦巻いていました。外国人用のホテルもレストランもお土産やも充実しているけれど、この土地のおもしろさは何なのだろう?????

昨日(12月11日)に2回目のネパールから帰国しました。ネパールをこよなく愛する優秀なガイドのラジェンドラ君のおかげで、チベットやブータンの仏像の多くはネパールで作られたことなど、ネパールが優れた芸術の国だということを初めて知りました。

また機会があれば、今までのネパールツアーとは違う奥深いネパールツアーができそうです。

Mountain is magnificent of course but nothing else in Nepal ????????  Through my latest trip to Nepal, I could find some answers that Nepal had been the country of Art and History, in fact Buddha statues in Tibet and Bhutan, many of them were made by Nepalese artisans. Thanks to our guide, Mr. Rajendra Shakya for sharing his deep knowledge and warm hospitality to my group, I would like to make a different Nepal tour in future again if I ever have a chance.

ガイドのラジェンドラ氏。素焼きの容器で作ったヨーグルトは濃厚で美味しい!Our guide Mr. Rajendra. unglazed pottery makes yogurt very rich and tasty.

ヤクランド通信第80号できました Newsletter vol.80

ヤクランド通信第80号ができました。
平山雄大さんのペマガッツェルのお話(12/24のティータイムの資料も兼ねています)、9月のラヤトレッキングの報告、ブータンの民族衣装、番外編アッサムのアルバム、ヤク仲間紹介など。ブータンの遊牧民を考えるため、ゲストの榊龍昭さんにイラン~アフガニスタンの遊牧民についてお話を伺いしました。など、思いつくまま16ページ、カラフルです!

こんな調子で隔月発行しています。

ヤクランド会報(年会費2800円)ですが、試読ご希望の方はお送りしますのでご連絡ください。

ネパールに行って見えたブータンのこと その1 ガイド編

11月21日から27日、ヤクランド番外編ツアーでネパールに行ってきました。散歩程度の山歩き(ちょっと物足りなかったかな・・)で雄大な山が見えるなんて、さすがネパールです。

ネパールでは町では観光のガイドが、山歩きではトレッキングガイドがついてくれました。観光ガイドは言葉はもちろん歴史や文化をしっかり勉強しています。トレッキングガイドは自分で覚えた日本語でトレッキング中至れり尽くせりのお世話をしてくれます。ちなみにバードウォッチングなどの専門ガイドというのもいてガイド料も高いそうです。ネパールの人たちはみんな親切でした。

ところでブータンも最近では観光とトレッキングのガイドライセンスを分けるようになりました。

私がずっとお世話になっているキプチュ氏は両方やってくれます。トレッキングの道案内や観光の説明だけでなくて、納豆などの伝統料理や少数民族の染織事情や教育視察まで何でもやってくれます。花や鳥にもとても詳しいです。ネパールに行ってみて、キプチュ氏の偉大さに初めて気づきました。今度から大事にしてあげよう(?)。

昔ながらのプラッカールの祭り Prakhar Tsechu Festival

11月にはブムタンの2つのお祭りを見ました。ブータン最古の寺院のひとつジャンベラカンのお祭りは、そのすぐ前に行われたジャカール・ゾンのお祭りを見てしまったためか、地元の人がとても少なく、ツーリスト用にアレンジされたショーのようでちょっぴりがっかり。次の日にはチュミ谷のプラッカールのお祭りに行き、こちらは昔ながらの雰囲気で嬉しくなりました。領主の末裔やリンポチェ(転生の僧)にもおめもじ。今年、王様がトンドル(大仏画)を寄付されました。私たちは移動途中に遠目に拝みましたが、来年はトンドル御開帳に合わせて行ってみたいなぁ、と思いました。 While we saw more tourists than locals at Jambay Lhakhang, the festival of Prakhar Lhakhang in Chumi valley still remains the significance of traditional Bhutanese festival. We wish we could visit again maybe next year to pay worship to the Throngdol which was contributed to Prakahr Lhakhang by King this year.