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1/24(金)1/25(土)ブータンの「輪状整経」と「片面縫取織り」の会|ブータン+グァテマラ 旅と織りの会

「ブータン+グァテマラ 旅と織りの会」(1/21-1/25)の最後の2日間は、手織工房SOX工藤いづみさんによるブータンの輪状整経と片面縫取織りの実演・解説です。

工藤さんがブータンまで行き、さらにブータンから織り名人を日本に招聘して学んだ技術を多くの方に伝えていこうとテキスト作りに取り組み始められたそうです。その一歩として「輪状整経」と「片面縫取織り」に絞った記事を「ブータン染織・竹細工の旅報告書2019年版」に寄稿してくださいました。その報告書をテキストとして使います。
また、ヤクランドの久保がブータンで撮影してきた、ブータンのさまざまな地方や織り手による整経と織りの動画をご覧いただきます。
数年後にまたブータンの織り名人を日本に招待したい、そのときに私たちがブータン人のすごさを少しでも理解できるように・・という願いを込めて。

*時間:1:00pm~3:30pm(両日とも同じ時間・内容)
*参加費2,000円(テキスト付) 定員各12名
*お申込:ヤクランドへお申込ください
*会の間は会場をクローズします。展示は11:00~1:00、3:30~5:00にご自由にご覧ください。
場所:Café Galleryファルマ 埼玉県所沢市泉町914-17 千雅堂1F


片面縫取織りの最も難しい技術を使って織り上げられたブータンの民族衣装
横から見ると三角形のブータンの腰機。
輪状整経。中央の太い棒の部分で糸ソウコウを取りながら整経する。(当日はブータンから持ち帰った整経台を使って実演します)

1/22(水)1/23(木)東ブータン+20年前のグァテマラ 染織の旅のお話会|ブータン+グァテマラ 旅と織りの会

「ブータン+グァテマラ 旅と織りの会」(1/21-1/25)の2日目と3日目は
東ブータン+20年前のグァテマラ の染織の旅のお話会です。

9月の東ブータンの旅はいつもよりハードな旅でしたが、「全然壁、楽しい」と余裕の大嶋夕子さん(あかね工房)は、20年ほど前に紛争下のグァテマラに何度も通った経験の持ち主でした。電気も水もない・・「シャワーはどうしたんですか?」「スコールが来たらTシャツのまま外に出るの。スコールが上がれば着たままでTシャツも乾いてしまうのよ」と、いつもの笑顔で語ってくださいました。当時は若い人もみんな手織の民族衣装を着ていたこと。貧しい村の人が自分が着ていたウィピルを脱いで買ってくれ、と言ってきたこと。(そのウィピルは丁寧に保管されてとてもよい状態です。数点展示してくださいますのでお楽しみに!)
大嶋さんも参加してくださった東ブータンの旅から、藍染めや泥染め、綿紡ぎ、野蚕の織物などの報告と、大嶋さんの20年前のグァテマラの旅のお話をしていただきます。ぜひお出かけください。

日 時:2020年1月22日(水)1月23日(木) 両日とも  午後1時~3時30分
定 員:各15名さま(ヤクランドにご予約ください)
参加費:1,500円
*会の間は会場をクローズします。展示は11:00~1:00、3:30~5:00にご自由にご覧ください。
場所:Café Galleryファルマ
場所:埼玉県所沢市泉町914-17 千雅堂1F


「ブラ」と呼ばれる野蚕の織物は東部ブータン・ラディ地方の特産品。アカネやラック、藍などの天然染料と化学染料を両方使い好みの色に糸を染めて織る。(ブータン)

綿糸はインドから安く買えるようになりブータン国内ではほとんど生産されなくなった。その中でトンサ村はまだ綿花栽培を続ける貴重な村(ブータン)

リュウキュウアイの生葉を発酵させて綿糸を染める。仕上げの一手間が面白い(詳しくは当日・・)(ブータン)

大嶋さんのコレクション。20年前は子供が茶綿を紡ぎながら歩いていた。(このスピンドルは展示はしませんがお話会の時に見せていただく予定です)
大嶋さんの写真。民族衣装を着た女性の後ろ姿。兵士の姿が痛々しい情勢を語っている。

1/21(火)旅の報告と旅行説明会|ブータン+グァテマラ旅と織りの会

「ブータン+グァテマラ 旅と織りの会」(1/21-1/25)の初日は、
2019年の(染織に偏らない)旅のお話・・・東ブータンの竹細工の村訪問、
毎年恒例の「手織物・暮らし・青いケシ」の旅、そして秋のチベットの旅を中心に
写真でご報告します。また、ホテルや食事など、気になる旅行事情のご説明もします。
ご予約の上お気軽にお越しください。

【A】11:20am~00:50pm
【B】2:20pm~3:50pm   (A、B どちらも同じ内容です)
定員各15名さま(ヤクランドにご予約ください)、参加費:無料
*11:00am~5:00pmの間(説明会中も)ブータンやグァテマラの布などの展示はご自由にご覧ください。
*月季さんの美味しいカレーランチあります(1,100円・16食限定・要予約)
場所:Café Galleryファルマ埼玉県所沢市泉町914-17 千雅堂1F


竹の弁当箱(バンチュン)の品定め。カンパラ村のバンチュンはとびきり美しい!(カンパラ・東ブータン)


農家に泊まってバンチュン作りを見学。本当に凄い、心から感動と尊敬。
とても温かい家族と過ごせて忘れられない旅になりました(カンパラ・東ブータン)
村の人がとびっきりのご馳走を作って歓迎してくれました。(ウーリン村・東ブータン)
スクールバスを待つ小学生。みんないい笑顔。(ウーリン村・東ブータン)
バスを降りて尾根を少し歩き、2種類の青いケシを見ました。他にもお花いっぱい。花好きにはたまらない6月のブータン。(チェレラ峠・ブータン)

赤ちゃんをおんぶしてお寺参り。穏やかブータンの暮らしにふれるには、観光地を離れた「ハ」はとてもいいところです!(ハ・ブータン)
なんといっても圧巻のポタラ宮殿(チベット)
ポタラ宮殿から見たラサの町。大都会になりました。
ラサ郊外。秋の日差しが少し寂しげなヤクの高原(チベット)
おいし~~~いヤクのヨーグルトをガイドさんが遊牧民から取り寄せてくれました!(チベット)

バンチュンを簡単そうに開けるマスター How to open Bangchung

今年(2019年)の夏、バンチュン(竹の弁当箱)作りを見に東ブータンのカンパラに行きました。名人の家に3泊し、農家の暮らし、ブータン人の人間力の高さ(何でも自分で作る!)、優しい家族の囲まれた幸せな旅でした。
記念にひとつバンチュンを譲っていただきました。でも固くて開かない~~~!
すると、マスターは「こうやって開けるんだよ」とにっこり余裕。
その動画です。
Our trip to Kampara, Eastern Bhutan 2019 summer was to see the bamboo craft ” Bangchung”. 3 nights 4 days with kind and warm family in a small village was much happier than staying any luxurious hotel . Amazingly all the family members are talented in not only bamboo netting but they can make almost all the necessities of their life.
This is our master showing us how to open the bangchung which we could not open at most our hand power.

ブータンの歌と踊り 来年はオリジナルプログラム

毎年6月恒例の、ブータン「染織・暮らし・青いケシ」の旅に行ってきました。
今年も素晴らしいメンバーで最高に楽しい旅となりました。

初めてブータンに行く方のために、来年も同じツアーを企画中です。
1つだけ、「よし!変えよう!」と思ったことは
最終日に見せてもらう、ブータン伝統の歌と踊りのショーです。

いくつかある舞踊団の中で、クオリティーの高いプンツォ・ルヤンに
ホテルに来てもらって貸し切りで演じてもらっています。
みなさん、とても楽しんでくださるのですが
私はいつも心の中で葛藤を感じていました。

ブータンマニアは別として多くの方にとっては
わかりやすくていいのですが
楽器の種類も少ないし、遊牧民の歌のときの衣装は
ホンモノとはかなり違います。
でも、ホンモノを用意するのは無理だし、
ホンモノは華やかな舞台衣装には適していないので
それは仕方がないことです。

余計なことは言ってはイケナイと自戒していましたが
一生懸命楽しまれている旅のメンバーの皆さんを見て
これでいいんだろうか・・・・・と再び悩んでしまいました。

それはそれとして、文句言わずに、私たちのツアーだけオリジナルプログラムでやってもらおう!
まず、楽器はブータンのすべての楽器を用意してもらい、少しずつ演奏、音色や演奏の方法を見せてもらいます。

歌は、ノリのいいものだけでなく、ブータンの古典である「シュンダ」(ゆっくりしたメロディー)と、「ベダ」(チベットの影響を受けたテンポのよいメロディー)を披露。女性が複数で歌うシュンダは倍音が出てゾクゾクします。

仮面舞踊は、お面のどこにのぞき穴があるか、とか、そんなポイントも面白いでしょう。
とにかくあの跳躍力は素晴らしい。

そして、最後に一緒に踊るお祈りの踊りは、最近はやりの簡単なものではなくて
外国人には難しいだろうとはずされてしまった???昔の「タシレベ」をやってもらいたい。
一人がリードで歌って、全員がハモるところ、すごく厳かです。

来年は「織物・暮らし・青いケシ+音楽」の旅です!

 

ブータンのシャクナゲ 2008年GWの写真から Rhododendrons of Bhutan

写真を整理しています。2008年にはブータンの西から東へ走る旅、シャクナゲの当たり年でたくさんのシャクナゲを見ることができました。その一部の写真です。

ブータンを東西に分けるペレラ峠(3360m)の付近はシャクナゲの多いスポットです。
ブータン固有種のRhododendron kesangiaeも見られます。ピンク色の大きな花がとても華やかです。


R.hodgsonii もピンク色の大きな花ですが、幹を見るとツルツルしているので見分けがつきます。

深い赤い色のR.thomsonii はフォブジカ谷の入り口に群生していて、蜜を吸いに来たタイヨウチョウが見え隠れしていました。

R. cilliatum は咲いている場所が限られています。フォブジカ谷の小学校の近くに咲いています。

R.falconeri も巨木、白いおおきな花、ゴワゴワとした感じの葉、存在感のあるシャクナゲです。

トンサのゲストハウスの庭に、香りの良いR.edgeworthii が植えられていました。

こちらも香りがよく、ふんわりと優雅に揺れるシャクナゲ R.griffithianum

ブムタンからさらに東に行くとトゥムシンラ峠(3740m)があります。シャクナゲの保護区になっているだけあって、珍しいシャクナゲが見られました。

峠の一番高いところに大木ではないけれど、クリーム色の豊かな花を咲かせていたシャクナゲはR. wightii でしょうか?


こちらも峠の頂上付近に咲き始めていたもの。ふわふわの毛に覆われていたので、 R. lanatum だと思いましたが、どうでしょう?

同じものを裏側から見たところ。鉄さびのような色ですが、柔らかい獣毛です。

これはお手上げ。雑種?それとも名のある方でしょうか?

峠のやや手前に、いかにもシャクナゲという感じの赤い花がたくさん咲いていました。でも、花柄も葉柄もとっても短くてちょっと窮屈そう。寸詰まりの R.succothii

ベルのような形のR.cinnabarinum ブータンではあちこちで群生している種類です。オレンジ色のものも多いです。

これもよくわかりませんでしたが・・消去法でいくと R.tsariense かな?ブムタンに近いところです。

矮小化していて毛に覆われていて、R.pendulum のように見えるけど、自信ありません。

R.keysii たぶん最初に覚えたシャクナゲ。細い上品な筒型の花    

ペレラ峠を越えたあたりからずっと3000m前後の道路脇に咲いていた、控えめでかわいらしいR. virgatum


トゥムシンラ峠を越えてからも違う種類のシャクナゲが見られました。
まだまだわからずにそのままのものもあるので、もう一度ブータンのシャクナゲをしっかり見に行きたいな、と思っています。

アカネを植えてみた Japanese madder plant

ブータンのアカネは根っこじゃなくてツル全部から色素がでます、とか、そういう話をいろんなところでしているけれど、日本のアカネをちゃんと見たことがない私。これはマズイでしょう!!
I have chances to talk about Bhutanese madder , plant and dye, but I don’t know Japanese madder. I must know it !!  It is there growing wild near my house.  I planted wild madder in my garden.

山に住んでいるので、アカネは雑草。草刈りのボランティアのおじさんがくる前に、アカネをもらいに行きました。

こんなところに住んでいま~す。道ばたにアカネが生えていました。

雨上がりで土も軟らかいはず・・と思いきや、なかなか大変。根っこはたしかに赤みがありました。

畑に植えてみたけれど、増えるかな。。。。元気に育ってね。
いっぱい増えたら染色ワークショップできるかな!!?

ブータンの織り、練習中~やってみたら難しい!! Weaving challange

ータンの織りはもう何年も見ているのですが
自分にはできない、と思っていたんです。
でも、去年の3月の旅でゲンパカップ村に行ったときに
小学2年生の織った布を見て、心を入れ替えて、難しく考えずに織ってみよう!と思ったわけです。

After seeing a textile woven by class 2 girl in the remote village in Bhutan, I decided to practice Bhutanese weaving by myself. Now I picked up a ” small and simple motif ” for my lesson but as I start weaving, I realized this motif requires a bit hard technique .

>>>東ブータンの旅のアルバム

名人のジャンベさんに途中まで織ってもらいました(上の写真)
続きを織るのが私の宿題です。
練習用の機で一番左側の「簡単そう」な模様を織ってみることにしました。

ところが、簡単そうに見えて、実はちょっと難易度の高い技が必要、と、後から気がつきました。

2本1組になっている経糸をすくって模様糸を入れていきます。
これは慣れればできる。

2本1組の経糸をすくって模様糸を入れ込む(通常のケース)

ところが、この方法、まっすぐ上にはいかないんです。
2本1組が、交互にずれているので。
で、どうするか、というと、2本と2本の間に隠れている糸を
下から無理矢理すくいあげるのです!

2本1組の糸がないときには(真上直線を描くとき)下に落ちている1本をすくってくる。

下に落ちている糸は見えにくいし、模様糸を入れるのもちょっと大変。
ふうふう言いながら、2日間で8つ同じ模様を織りました。
まだ慣れたとは言えないなぁ。

2日間かけて8個同じ模様を織りました

織りながら思ったことは、2年か3年後にジャンベさんに来日してもらうこと。
それまでに、それを目標に、たくさんの人に呼びかけてブータンの織りを練習して
ジャンベさんに1日特別レッスンしてもらうこと。
少しできるようになると、ブータン人の技のすごさがわかるから
きっとすごく感動すると思う。
そんなことが実現できないかなぁ・・・。

次回ティータイム(6/29)は「ブータンの土の家」

ティータイムでブータンの建築についてお話してくださる方をずっと探していましたが、このたび素晴らしいご縁をいただきブータンの民家の調査をされた佐藤桂さん(文化財保存計画協会特任研究員)に講演していただけることになりました。
↓↓
http://yakland.jp/?page_id=2285

打合せで佐藤さんと初めてお会いし、ブータンの家の造り方、とくに「版築」という土を突き固めて壁を造るお話をお聞きしながら、補強するための知恵、古い家と今の家を比べると突き固める度合いが違うこと、その理由など、とても興味深く夢中になってしまいました。
土を突き固めるのは女性たち、と言われると、なるほど今まで撮った写真はみんな女性が働いています。女性たちが壁を造りながら歌っている動画も見せてくださるそうです。
建築の知識がなくても「なるほど~」と感動ポイント満載の佐藤さんのお話、ぜひぜひ沢山の方にお聞きいただきたいです。

前座では久保がブータン各地で撮影した家に関係する写真をご用意します。専門家の佐藤さんと一緒に全員で意見や感想を出し合えたら何か面白い発見があるかも知れない、とワクワクしています。
ヤクランドの旅では田舎に行ってふつうの家を訪問する機会が多いのですが、もし少しだけ「家を見る目」があったら、きっとブータンの旅がずっと豊かになるだろうな、と思っています。それに、ブータンの家のことに興味をもつことで、今まで意識していなかった私達の日本の家の素晴らしさに気づくことができたら、どんなに楽しいでしょう。

席に限りがありますのでどうぞお早めにお申込ください。

お気に入りロベサ・ホテル My favorite Lobesa Hotel Bhutan

3月の旅でロベサ(プナカの近く)で泊まったホテル、今のブータンにこんないいホテルがあったんだぁ、と感動しました。今までに何度か泊まったことのあるホテルですが、眺めが見えない部屋だったから印象が違ったのかも知れません。
It was wonderful two days stay at Lobesa hotel, feeling full of warm hospitality and true traditional culture.

リセプション。このホテルには、近くの農家から集められた民具などが豊富に飾られています。外国人向けの装飾ではなく、地味な生活用品など本物の民具ばかり。博物館の中にいるようです。


スタッフの女の子たちは本当に働き者です。サービスがとてもよく笑顔で気持ちよく接してくれました。今時珍しいフルキラをキチンと着ていて、清楚で美しいです。
後ろの布やアティークな仏画も気になりますね!
松ぼっくりの飾り。竹ワッパとのコンビネーション。トイレも美術館。
入口付近にも古い道具が。これは「くけ台」です。
民具ファンにはたまらないものがいっぱい!   
今回は別館の部屋に泊めてもらいました。プナカの田んぼの眺めが素晴らしい。
早朝の写真。目の前に大きなデイゴの木があり、花が咲いています。
デイゴの花の蜜を吸いに、たくさんのシリアカヒヨドリが集まっていました。
日本のヒヨドリほどうるさくなく、いいモーニングコールです。
お尻、真っ赤かです!
本館の外観   
木の部屋。落ち着きます。
シャワーのお湯も出ました。Wi-Fi-のパスワード。make a wish いいですね

ドアのノブが壊れていて、ドアの木が季節によって膨張するから難しいとか。
そういうところはブータンなのでちょっとありますが、温かい素朴なおもてなしがとても嬉しく、またぜひ泊まりたいホテルになりました。