ブータンの織り ピックの持ち方に注目

先月の東ブータン の旅で織り名人の村ゲンパカップを訪ねました。
特別な思い入れのあるゲンパカップは4回目でしたが、またまた感動を新たにしました。

やっぱり、すごいです!この織りの技術!ブータンの織りを習っている人には、ぜひぜひここまで来てほしいと強く思いました。

彼女たちは目にもとまらぬ速さで模様糸を入れていきます。比喩じゃなくて、ホントに何をしたのか速すぎて分からないくらい。

模様を入れるときに使うピック、私はつい先の方を鉛筆を持つように持ってしまうのですが、彼女たちは先とは反対側の端の方を持っています。親指も自由にしています。

帰ってから真似してやってみました。不思議!ピックが自由に動いて糸を拾いやすくなりました。

私も今年こそ織りの練習をします。ゲンパカップの小学生くらいのレベルを目標に!

ブータン国境近くのエリ蚕養殖の村 A small village rearing Eri silk worms near Bhutan border

2018年3月 東ブータン 織物の村々を訪ねる旅
その帰り道、ブータンの「ブラ織物」の素材であるエリ蚕を見るために
国境近くの小さな村を訪ねました

山はブータン、平地はアッサム(インド)

村の人たち(ボド族)

エリ蚕飼育中

エリ蚕の餌、ヒマの葉を束ねる

エリ蚕の蛾

エリ蚕の卵

乾燥させたバナナの葉の中で繭をつくる

エリ蚕の繭

繭を作るところを頑張って動画で撮影してみました。分かるかな?

ブータンの手織布&お話(大阪)そのココロ

3月3日から大阪の箕面市にある「けんちくの種」さんで
ブータンの手織布の展示をさせていただくことになりました。

大学時代に過ごした箕面ということもあって私もワクワクしています。

世界の手仕事布をめぐる旅展 vol 1
ブータンの手織布~シャクナゲの花のように美しく~
2018年3月3日(土)~3月18日(日)11:00~17:00
*会期中お休みはありません。ブータン・ティータイム中は一時的にcloseとなります。

ブータン・ティータイム(要予約・各回10名様)
ヤクランド久保淳子のブータンの村々をめぐるトークの旅
   ※3日、10日、11日は満席となりました (2018.2.24現在)

3日(土)”王家のために布を織る”ゲンパカップ村へ
4日(日)超急斜面の綿畑トンサ村滞在記(with SOWナラサキシノブ)
10日(土)ラック、アカネ、リュウキュウアイ
11日(日)遊牧民ブロクパ族を訪ねてサクテン谷へ
参加費 1500円 (お飲み物+ブータンのお菓子付)

けんちくの種 大阪府箕面市桜1-13-32(阪急箕面線牧落下車徒歩5分)
tel : 072-734-6343   メールでのお問合せ・ご予約はこちらへ

シャクナゲの花束

~シャクナゲの花のように美しく~
ブータンに5月頃に行くと10mもある大木に咲くシャクナゲがとても綺麗。上の写真ではピンクの大きな花はもちろん、レモンイエローの爽やかな花もシャクナゲです。
東の山奥の村で「シャクナゲのように綺麗な色になりますように」とお祈りをして糸を染めていたのが忘れられません。

イラクサ織り

素朴な織物も見てくださいね
私はイラクサやヤクの毛のような素朴な織物も大好きです。棒を立てただけの織り機で織るブータン人の知恵とワザにはほんとうに感服してしまいます。

ブータン・ティータイム1.「”王家のために布を織る”ゲンパカップ村へ」(3/3 土)

昔から織物が盛んで”王家のために布を織る”とまで言われたゲンパカップ村との出会いと感動をお話します。なんたって、見てください!このロケーションなのです!!

最初に行ったのは2013年の冬。道路がやっとできた・・といっても車は走れずトラクターの荷台に揺られて行きました。もうブータンの織物も廃れてきた・・と思っていた私は、ゲンパカップの中学生が当たり前のように最高級の布を織る姿を見て「今までブータンの何を見てきたのだろう」と目が見開かれる思いでした。

細い模様糸を織り込んでいく手元。ティータイムでは動画でご欄いただく予定です。ゲンパカップのお話は、他のティータイムの日にも少しだけお話させていただきますね。

ブータン・ティータイム2「超急斜面の綿畑トンサ村滞在記」(3/4 日)


ブータンからは綿花栽培は完全に消滅した・・・と思いきや、外国人観光客が行かないような村にまだ残っていました!一昨年の夏、テントに泊まり、村人とディープに過ごした3泊4日の滞在記をSOWナラサキシノブさんと熱く語らせていただきます!

綿摘み、糸紡ぎ、染め・・と何をするにも村の女性たち全員で見せてくださり、そしていつも大笑い。彼女たちにまた会いたいなぁ・・・。ちなみに左の男性は村長(当時)

あの村に行くためにはるばる日本から来たのねぇ・・・ 感慨深い旅でした。
トンサ村はまるで20年前のブータンにタイムスリップしたようなところ。納豆もありました。

ブータン・ティータイム3「ラック・アカネ・リュウキュウアイ」(3/10 土)


日本で染色をしている人がブータンの染色を見ると、その大胆さにぎょっとするか、これでいいのね~と喜ぶかどちらかですね。山から採ってきたり、庭の隅に植えている植物やラックカイガラムシなどの自然の染料を大量に使っておおらかに染めます。

このロープみたいなもの分かりますか?染色をされている方には信じていただけませんが「アカネ」です。根じゃなくてツルの地上部を使うのです。いい色がでますよ!

ブータンの藍はリュウキュウアイです。これは生のアイの葉を叩いて灰汁を入れてしばらく放置、糸を入れてさらに数日間放置してゆっくり染めたもの。他にもユニークな染め方があります。ブータンの伝統の染めと、染めた糸で織った織物をご紹介します。

ブータン・ティータイム4「遊牧民ブロクパ族を訪ねてサクテン谷へ」(3/11 日)


東部山岳地帯サクテン。一昨年初めて訪れて、私はサクテン谷が大好きになってしまいました。いてもたってもいられず、昨年の5月には一人でサクテンに5日間滞在して今ますますSakten my Love !
ブータンの他のところでは見られなくなった、羊やヤクを飼い、糸を紡ぎ、機織りをして自分たちの衣服を作る・・その日常がサクテンには今もあるのです。


ブロクパ族といえば、5本の尻尾のついたヤクのフェルトの帽子。このチャーミングな帽子の作り方、ティータイムでは動画でご説明します。


サクテンの人たち、みんなとっても優しかったです。この写真はヤクを連れて夏の放牧地に移動する人たち。お酒を注いであげているのが私です。どうぞよろしく!大阪でお会いしましょう!(ティータイムの日の4日間在廊しております)

ご予約・お問合せは

けんちくの種 大阪府箕面市桜1-13-32(阪急箕面線牧落下車徒歩5分)
tel : 072-734-6343   メールでのお問合せ・ご予約はこちらへ

腰機の会 ご来場くださった皆様ありがとうございました

手織工房SOXの工藤いづみさん主催 「腰機の会Part1 」にヤクランドの久保もブータンのスライドトークでご一緒させていただきました。工藤さんのブータンの片面縫取織り実演と解説、久保のトーク、かなりの長時間、会場の関係でお茶もお出しできない中、大勢の皆様が最後まで食い入るようにご覧くださり、機織りが人を繋ぐ力に感動しました。ご来場くださいました皆様に感謝申し上げます。


私(久保)です。ブータンの衣装を着ています。
写真:植物の糸と染め織り工房 草縁 -souen-さんからお借りしました。
工藤さんがご自分の資料として集めたインドネシアの布。「とにかく布を見て欲しい」と惜しげなく展示されました。布の力ってスゴイ!

工藤さんのご主人によるオリジナル木工製品(機道具)。手抜きができないご主人なんです。使い心地は抜群です。手織工房SOXのホームページ

腰機を習いたい方、工藤さんの教室で教えてもらえます!

Part2はラオスがテーマだそうです。お楽しみに!

ブータンの竹かご Bamboo baskets of Bhutan

ブータンの竹籠写真を集めてみました。
From my Bhutan tour album, I picked up pictures of bamboo baskets.

ブータン名物「バンチュン」(お弁当箱)を作っているところ。

バンチュンにはこんな細い竹を使います。

屋根に吊るしているのはネズミに齧られないように、だそうです。

ブータン竹職人を訪ねて シェムガン県ズルフェ村へ

ブータンの竹ワッパを見て、どうやって筒型の竹を板のように加工するのか知りたくてブータン南部シェムガン県を訪ねたときの写真です。(2012年3月)見せてくださった方:ドイカさん
Pictures from my tour album in 2012, Zurphey village , Zhemgang district, Bhutan.

1本切れ目を入れる

外皮を剥いだら1本切れ目を入れます。

火で焙ると柔らかくなる

直火で焙るとだんだん切れ目が広がっていきます。

2人がかりで平に広げる

ゆっくり広げます。

使うのは手前の棒

竹の中央に細長く空いている穴、向こう側にも同じように空いています。そこに広げた竹をタテ方向に入れ込みます。

棒の穴に挿して丸める

ゆっくり巻いていきます。ここで慎重にやらないと割れてしまいます。

縫い合わせる

バターを撹拌するもの

縫い目もアクセントになって美しい。今日はバターを撹拌する道具を作って見せてもらいましたが、タッパーのように使う竹のワッパなど、さまざまなものを自分で作るそうです。

シェムガンはあまり派手な観光地ではなく、ツーリストはほとんど訪れないところです。でも、ブータンならではの文化が残っているとても魅力的なところです。

 

腰機の会 PART1 ~インドネシア・ブータンを訪ねて~

※修了しました

いよいよ近づいてきました。手織工房SOXの工藤さんと詳細を打合せしました。

「とにかく布を見て欲しい」と、工藤さんがインドネシア(主に小スンダ列島の島々)やブータンの布をいっぱい広げてくださるそうです!そしてブータン片面縫取織の実演をたっぷりと。

ヤクランドはナガランド(←聞いたことありますか?)とサクテン(←ブータンです)の写真と動画を。サクテンの腰機で織る綾織りの仕組みを一緒に解き明かしましょう!


 ↑動画をもう一度見るには 左下の丸い矢印をクリックしてください

【日時】2018年2月9日(金)~2月12日(月)
10:30~18:30(9日 14:00~、12日 ~16:00)
無料 (お話の会は椅子の準備のためご予約お願いします)

【会場】ギャラリー永谷2
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-20-1
吉祥寺永谷シティプラザ1F

【主催・問い合わせ】手織工房SOX TEL : 080-2093-6496(工藤)

【9日の予定】
14:00 OPEN
15:30~16:30 工藤さんのブータン片面縫取織り実演とインドネシアの布解説
18:30 CLOSE

【10日&11日の予定】
10:30 OPEN
11:00~12:00 工藤さんのブータン片面縫取織り実演
13:00~13:30 工藤さんのインドネシアの布解説
13:30~15:30 ヤクランド スライドトーク「ナガランド・サクテンの旅と腰機」
サクテンの腰機による綾織をみんなで考えよう!
15:30~16:30 工藤さんのブータン片面縫取織り実演
(午前と同じ内容です)
18:30 CLOSE

【12日の予定】
10:30 OPEN
11:00~12:00 工藤さんのブータン片面縫取織り実演
13:00~13:30 工藤さんのインドネシアの布解説
13:30~15:30 ヤクランド スライドトーク「ナガランド・サクテンの旅と腰機」
サクテンの腰機による綾織をみんなで考えよう!
16:00 CLOSE

 

ブータン+北東インド 染織の旅報告書2017年版ができました

「ブータン+北東インド・アッサム、ナガランド州 染織の旅報告書2017年版」完成しました。

カラー74ページ 1部 900円(+送料)
*2018年2月15日までにお申込の場合は送料サービスです

北東インドのナガランドやアッサムなどの地域に住む人や織物のことをたくさんの方に知っていただきたいと願って作りました。また、これからこの地域を旅される方のお役に立てれば嬉しいです。見てきたことをなるべく書き記し、写真もたくさん掲載しています。

1部900円で販売しております。
メールでお申込(お名前、ご住所、お電話番号、部数)の上、郵便振替にてご送金ください。ご送金後1週間程度でお送りさせていただきます。送料一律100円。

郵便振替口座番号 00180-1-34030 加入者名 ヤクランド

アッサムのムガ蚕

アッサムのミシン族

ブータン・ラヤの竹帽子作り

ナガランドの綿紡ぎ

「ブータン+インド・アッサム、メガラヤ州 染織の旅報告書2016年版」700円
「ブータンの染織紹介~旅で出会った布と人」1600円
もございます。
こちらをご覧ください。

 

遊牧衣装も着ていただきました!Brokpas,Layap too!

広島県立美術館 「ブータン しあわせに生きるためのヒント 」展 の美術講座に声をかけていただきました。この日のために、今年の秋に1日12時間も歩いて(休憩時間も含めてですが・・・)ラヤから竹の帽子と衣装を持ち帰り、その前から重~いブロクパ衣装も持ち帰り(運んだのは飛行機ですが・・)ました。着ていただけてよかった!今回着られなかった方ごめんなさい。また1年後に広島に行きますね! Dec. 16th, 2017 The Work shop at the Bhutan exhibition at Hiroshima Prefectural Art Museum. I arranged  Bhutanese dresses Kira and Gho, and dresses of Layap and Brokpas so we would get idea that Bhutan is very rich country with varieties of textile culture. It was very enjoyable moment for me to share my experience and love to Bhutan with participants.