念願の「座繰り」体験 Reeling silk cocoons

群馬県安中市のton-caraさんのワークショップに参加して、念願の「座繰り」を体験してきました。教えてくださったのは蚕絲館の東宣江さん。やり方を見せてくださって、それから自分やってみるのですが、見ていると簡単なのにやってみると難しい!それでも、繭がコロコロと水面でころがってどんどん綺麗な糸になっていく。これは感動です!
アッサムでムガ蚕の糸を引くところを見てから、やっぱり自分で一度座繰りをやってみなくてはと思っていました。あのとき分からなかったことが、そうだったのか・・・と、納得。
一度の体験で分かることはほんの僅か。でも、やってみるって、とっても大きい!
Attended a workshop of reeling silk cocoons. Looking is easy and doing is very difficult but so enjoyable to learn through own experience. This small experience would help me a lot when I visit Bhutan and Assam again on my textile tour program.


ぐんま黄金 綺麗な黄色い繭

 

 

 

「もうひとつの旬を楽しむレシピ」ネギ坊主の天ぷら作ってみました!

「もうひとつの旬を楽しむレシピ」NHK出版 植物ライターの岡田比呂美さんの、ちょっと変わったレシピ本。畑に野菜を作っている人ならではのお楽しみ、こんなところ食べるの?っていう野菜のもうひとつの旬を楽しむてびきです。
ツアーから帰ったばかりで冷蔵庫は空っぽ。畑もまだ種をまいたばかりのものばかり。あ、でも、ネギ坊主がある!と、さっそく天ぷらにしてみました。初めてやってみました。
Cooking book of ” another season ” of vegetables. Usually we never eat after ” right season ” but when I deep fried onion heads for dinner , I learned it was really ” another right season ” to enjoy another tastes of onion leaves.

いつもは見つけるとすぐとってしまいますが・・

あんまりおいしそうじゃないけどなぁ・・

びっくり!軽くてネギの甘さたっぷり!ビールにぴったりです。ペロリと食べてしまいました。

著者お勧めは「ダイコンざや」 今年は大根を作ろう!

サクテンの石楠花、圧巻! Magnificent Rhododendron flowers, Sakten

昨年の5月にサクテンを訪れたとき、咲き終わった石楠花がいっぱい。これが咲いていたらどれほど見事だろうと想像しました。そして今年はそれを確かめるために4月18日から再びサクテンへ。今度は14人の石楠花を期待するお客様と一緒。ところが歩き始めても石楠花はほとんど咲いておらず、プレッシャーが・・・。そしていよいよサクテンが近づいてくると「わ~」と歓声が。急斜面を赤い滝のように石楠花の花が覆っていたのです。そこからは、ほんとうに夢のような石楠花の世界でした。Last year I visited Sakten valley in the early May. There were many Rhododendron trees just flower finished. So I invited 14 members to Sakten Rhododendron trekking in April which supposed to be the right season for flowers. Yes, it was !  It was more than I expected !

ラルン寺に行きます we will visit Ralung Monastery in Tibet

7月のチベットの旅は名所あり、自然あり、そしてゆったりと・・と、理想的な内容です(と自負しています)。
でも、陰のポイントはブータンのルーツでもあるラルン寺のお祭り見学です。

ラルン寺はドゥクパ・カギュ派の総本山。その後継者をめぐって争いが生じました。身の危険を感じたガワン・ナムゲルは、ラルン寺座主の正当な後継者の証である「ランジュンカルサパニ」(写真)を持ってヒマラヤの南に逃亡したのでした。その後、カリスマパワーを発揮、その地域を統一してできた国がブータンです。17世紀のことです。

「ランジュンカルサパニ」というのは、ドゥクパ・カギュ派の開祖を荼毘にふしたときに背骨から現れた観音菩薩像だそうです。

「ランジュンカルサパニ」はプナカ・ゾンに大切に納められています。

ということは、チベットのラルン寺にはその宝物はないはずです。

でも、チベットのラルン寺から見た歴史はどうなっているんでしょうね。すごく気になるところ。今年こそ確かめてこなくては。

ブータンからも、ネパールを経由してチベット巡礼ツアーというのがたまにあるそうです。聖都ラサやソンツェンガンポ王の陵墓のあるツェダン、そしてブータン人にとってはやはりルーツであるラルン寺。なんだか、私達の旅の日程とよく似ています。

ラルン寺はチベットの他のお寺に比べると今はとても小さな静かなお寺のようです。(情報がほとんどなくて分かりません)そんなお祭りだからこそワクワクします。そして、きっとブータンからも巡礼者が来ているんじゃないかなぁ。楽しみです。

手紡ぎのバターランプの芯 Hand spun butter lump wick

3月の東ブータン染織の旅の途中、小さな市場でバナナを売っていた村の女性が綿を紡いでいました。こんな地域で綿を扱っている村がある!!???と、驚いてあれこれ聞いてみると、布を織るのではなくて、バターランプの芯にするのだそうです。 During our Bhutan textile tour, we met a lady spinning cotton while selling banana from her village. She was making wick for butter lumps.

綿を紡ぐ(コマ村)

その後、コマ村に泊まり、早朝散歩していると尼さんが綿を紡いでいました。こちらはちょっとハイテクです。村の子供が病気になったので、祈祷が行われているのだそうです。バターランプ、いっぱい使うのでしょうね。We stayed in Khoma village. Early morning, a nun was spinning cotton for butter lumps.  She was preparing for the ritual for a sick child in the village.

バターランプを灯す(コリラ峠の灯明堂)

移動途中の峠に灯明堂がありました。遠くから車できた家族がバターランプを灯してお祈りしていました。ブータンのどこかでいつも明かりがお供えされています。 Driving along mountain road, we stopped at a high pass where a family came to offer butter lumps in the small prayer room. There are always someone offering butter lumps for somebody in Bhutan.

 

ブータンの織り ピックの持ち方に注目

先月の東ブータン の旅で織り名人の村ゲンパカップを訪ねました。
特別な思い入れのあるゲンパカップは4回目でしたが、またまた感動を新たにしました。

やっぱり、すごいです!この織りの技術!ブータンの織りを習っている人には、ぜひぜひここまで来てほしいと強く思いました。

彼女たちは目にもとまらぬ速さで模様糸を入れていきます。比喩じゃなくて、ホントに何をしたのか速すぎて分からないくらい。

模様を入れるときに使うピック、私はつい先の方を鉛筆を持つように持ってしまうのですが、彼女たちは先とは反対側の端の方を持っています。親指も自由にしています。

帰ってから真似してやってみました。不思議!ピックが自由に動いて糸を拾いやすくなりました。

私も今年こそ織りの練習をします。ゲンパカップの小学生くらいのレベルを目標に!

ブータン国境近くのエリ蚕養殖の村 A small village rearing Eri silk worms near Bhutan border

2018年3月 東ブータン 織物の村々を訪ねる旅
その帰り道、ブータンの「ブラ織物」の素材であるエリ蚕を見るために
国境近くの小さな村を訪ねました

山はブータン、平地はアッサム(インド)

村の人たち(ボド族)

エリ蚕飼育中

エリ蚕の餌、ヒマの葉を束ねる

エリ蚕の蛾

エリ蚕の卵

乾燥させたバナナの葉の中で繭をつくる

エリ蚕の繭

繭を作るところを頑張って動画で撮影してみました。分かるかな?

ブータンの手織布&お話(大阪)そのココロ

3月3日から大阪の箕面市にある「けんちくの種」さんで
ブータンの手織布の展示をさせていただくことになりました。

大学時代に過ごした箕面ということもあって私もワクワクしています。

世界の手仕事布をめぐる旅展 vol 1
ブータンの手織布~シャクナゲの花のように美しく~
2018年3月3日(土)~3月18日(日)11:00~17:00
*会期中お休みはありません。ブータン・ティータイム中は一時的にcloseとなります。

ブータン・ティータイム(要予約・各回10名様)
ヤクランド久保淳子のブータンの村々をめぐるトークの旅
   ※3日、10日、11日は満席となりました (2018.2.24現在)

3日(土)”王家のために布を織る”ゲンパカップ村へ
4日(日)超急斜面の綿畑トンサ村滞在記(with SOWナラサキシノブ)
10日(土)ラック、アカネ、リュウキュウアイ
11日(日)遊牧民ブロクパ族を訪ねてサクテン谷へ
参加費 1500円 (お飲み物+ブータンのお菓子付)

けんちくの種 大阪府箕面市桜1-13-32(阪急箕面線牧落下車徒歩5分)
tel : 072-734-6343   メールでのお問合せ・ご予約はこちらへ

シャクナゲの花束

~シャクナゲの花のように美しく~
ブータンに5月頃に行くと10mもある大木に咲くシャクナゲがとても綺麗。上の写真ではピンクの大きな花はもちろん、レモンイエローの爽やかな花もシャクナゲです。
東の山奥の村で「シャクナゲのように綺麗な色になりますように」とお祈りをして糸を染めていたのが忘れられません。

イラクサ織り

素朴な織物も見てくださいね
私はイラクサやヤクの毛のような素朴な織物も大好きです。棒を立てただけの織り機で織るブータン人の知恵とワザにはほんとうに感服してしまいます。

ブータン・ティータイム1.「”王家のために布を織る”ゲンパカップ村へ」(3/3 土)

昔から織物が盛んで”王家のために布を織る”とまで言われたゲンパカップ村との出会いと感動をお話します。なんたって、見てください!このロケーションなのです!!

最初に行ったのは2013年の冬。道路がやっとできた・・といっても車は走れずトラクターの荷台に揺られて行きました。もうブータンの織物も廃れてきた・・と思っていた私は、ゲンパカップの中学生が当たり前のように最高級の布を織る姿を見て「今までブータンの何を見てきたのだろう」と目が見開かれる思いでした。

細い模様糸を織り込んでいく手元。ティータイムでは動画でご欄いただく予定です。ゲンパカップのお話は、他のティータイムの日にも少しだけお話させていただきますね。

ブータン・ティータイム2「超急斜面の綿畑トンサ村滞在記」(3/4 日)


ブータンからは綿花栽培は完全に消滅した・・・と思いきや、外国人観光客が行かないような村にまだ残っていました!一昨年の夏、テントに泊まり、村人とディープに過ごした3泊4日の滞在記をSOWナラサキシノブさんと熱く語らせていただきます!

綿摘み、糸紡ぎ、染め・・と何をするにも村の女性たち全員で見せてくださり、そしていつも大笑い。彼女たちにまた会いたいなぁ・・・。ちなみに左の男性は村長(当時)

あの村に行くためにはるばる日本から来たのねぇ・・・ 感慨深い旅でした。
トンサ村はまるで20年前のブータンにタイムスリップしたようなところ。納豆もありました。

ブータン・ティータイム3「ラック・アカネ・リュウキュウアイ」(3/10 土)


日本で染色をしている人がブータンの染色を見ると、その大胆さにぎょっとするか、これでいいのね~と喜ぶかどちらかですね。山から採ってきたり、庭の隅に植えている植物やラックカイガラムシなどの自然の染料を大量に使っておおらかに染めます。

このロープみたいなもの分かりますか?染色をされている方には信じていただけませんが「アカネ」です。根じゃなくてツルの地上部を使うのです。いい色がでますよ!

ブータンの藍はリュウキュウアイです。これは生のアイの葉を叩いて灰汁を入れてしばらく放置、糸を入れてさらに数日間放置してゆっくり染めたもの。他にもユニークな染め方があります。ブータンの伝統の染めと、染めた糸で織った織物をご紹介します。

ブータン・ティータイム4「遊牧民ブロクパ族を訪ねてサクテン谷へ」(3/11 日)


東部山岳地帯サクテン。一昨年初めて訪れて、私はサクテン谷が大好きになってしまいました。いてもたってもいられず、昨年の5月には一人でサクテンに5日間滞在して今ますますSakten my Love !
ブータンの他のところでは見られなくなった、羊やヤクを飼い、糸を紡ぎ、機織りをして自分たちの衣服を作る・・その日常がサクテンには今もあるのです。


ブロクパ族といえば、5本の尻尾のついたヤクのフェルトの帽子。このチャーミングな帽子の作り方、ティータイムでは動画でご説明します。


サクテンの人たち、みんなとっても優しかったです。この写真はヤクを連れて夏の放牧地に移動する人たち。お酒を注いであげているのが私です。どうぞよろしく!大阪でお会いしましょう!(ティータイムの日の4日間在廊しております)

ご予約・お問合せは

けんちくの種 大阪府箕面市桜1-13-32(阪急箕面線牧落下車徒歩5分)
tel : 072-734-6343   メールでのお問合せ・ご予約はこちらへ

腰機の会 ご来場くださった皆様ありがとうございました

手織工房SOXの工藤いづみさん主催 「腰機の会Part1 」にヤクランドの久保もブータンのスライドトークでご一緒させていただきました。工藤さんのブータンの片面縫取織り実演と解説、久保のトーク、かなりの長時間、会場の関係でお茶もお出しできない中、大勢の皆様が最後まで食い入るようにご覧くださり、機織りが人を繋ぐ力に感動しました。ご来場くださいました皆様に感謝申し上げます。


私(久保)です。ブータンの衣装を着ています。
写真:植物の糸と染め織り工房 草縁 -souen-さんからお借りしました。
工藤さんがご自分の資料として集めたインドネシアの布。「とにかく布を見て欲しい」と惜しげなく展示されました。布の力ってスゴイ!

工藤さんのご主人によるオリジナル木工製品(機道具)。手抜きができないご主人なんです。使い心地は抜群です。手織工房SOXのホームページ

腰機を習いたい方、工藤さんの教室で教えてもらえます!

Part2はラオスがテーマだそうです。お楽しみに!

ブータンの竹かご Bamboo baskets of Bhutan

ブータンの竹籠写真を集めてみました。
From my Bhutan tour album, I picked up pictures of bamboo baskets.

ブータン名物「バンチュン」(お弁当箱)を作っているところ。

バンチュンにはこんな細い竹を使います。

屋根に吊るしているのはネズミに齧られないように、だそうです。