ブータンのご馳走パクシャ・パ(豚肉と大根の煮物)A Recipe for Pork & Radish

大きな肉を使ったご馳走を「パ」といいます。
豚肉(パクシャ)パといえば、大根と一緒に煮たパクシャ・パ・ダン・ラフ(大根)です。


<材料(2~3人分)>
豚肉(ブロック肉170g、1cmの厚さ)、大根(1/3本、5mmの厚さ)、トウガラシ(好みで加減)、カブの葉(小松菜でもOK)、タマネギ(1/6個、薄切り)、ショウガ(2カケをみじん切り)、塩(少々)、サラダ油(大匙2)


ブータンでは肉は焼かずに水を入れて煮ますが、日本の豚肉をブータンの豚肉っぽく締まった感じにしたいときには、油をひかずに熱したフライパンで軽く焦げ目をつけます。
肉がかぶるくらいの水(大根から水がでるので少なめ)、塩少々とサラダ油を入れて煮立たせます。一味トウガラシを一振り入れると全体が飴色になります。(肉に脂身が多いときにはサラダ油は不要です)


肉の上から被せるように大根と玉ねぎを入れます。蓋をして強めの中火で7分くらい煮ます。大根から水分がでてきます。
大根に火が通ってきたら、カブの葉とトウガラシ、ショウガをのせます。トウガラシは姿を残したいので縦に裂け目を入れるくらい。種を抜くと辛さが和らぎます。蓋をして3分くらい様子をみます。

カブの葉がしんなりしてきました。上下をひっくり返して全体に味をなじませて、もう少し煮ます。 味を見て塩気も調節します。

水分がほとんどなくなり、大根にしっかり味が浸み込んだら出来上がりです。

大根と一緒に煮ることで肉も柔らかくなっています。

カプセ(ブータンのお菓子)の作り方 A Recipe for Kabse

シンプルな味、美しいブータンのお菓子です。
「カプセ」はビスケット状のお菓子全般のこと。お供え用に美しく作ったものは「ツォ」といいます。


<材料>
薄力粉(300g)、砂糖(80g)、バター(ショートニングのほうが形が作りやすいです)(40g)、水(110cc)、揚げ油  ※写真はこの半分の分量です。


鍋に水、砂糖、バターを入れて火にかけます。
よく溶かします。


小麦粉に少しずつ混ぜてまとめていきます。


全体をまとめます。いわゆる”耳たぶ”くらい。
柔らかすぎると形が作りにくいので調整してください。

力をこめて何度も捏ねる人もいれば、あまり捏ねない人もいます。


一握り分を麺棒で伸ばします。(残りはビニール袋に入れて乾燥しないように)。厚さ目安は5mm弱くらい。表面に薄くサラダ油を塗ると仕上がりの「層」が綺麗にできます。


2つに折って角を切り落とし、(この内側になった部分に前述のサラダ油が塗ってあります)輪になっている方(写真では手前)に切り込みを入れていきます。反対側は残します。

※反対側は切らないように注意!


切り残したほうを中心にして、”足”を放射状に広げていきます。


中心をしっかり丸めて繋げたら、出ている”足”を曲げたり繋げたりして自由に形を作ります。


これは基本の足9本のバージョンです。
蓮の花?ができました。


油で揚げます。
温度はやや低めのほうがよいです。
勢いよく出ていた泡が静かになったらOK。


いろいろな形ができました。

ブータンに行ったら、ブムタンのレキ・ロッジに泊まってみてください。レキ・ロッジのカプセはため息がでるほど美しいです。作り方も教えてもらえます。

ブータンのサラダ「ホゲ」の作り方 Bhutanese salad Hogye

大きく切った野菜を入れて、ちょっとご馳走風にしたものがホゲです。ここではきゅうりをメインにしましたが、大根でもよく作ります。山椒がとても爽やかです。

 
<材料(2~3人分)>
きゅうり1本、ニラ1本、トマト半分、玉ねぎ1/4個、カッテージチーズ(サラダ用)30g、ショウガ ひとかけ、塩、粉とうがらし、粉山椒 各少々 続きを読む

ケワダツィ(じゃが芋のチーズ煮)レシピ How to cook Kewadatsi, potato & cheese

ブータン料理の「ケワダツィ」はじゃが芋(ケワ)を煮てチーズ(ダツィ)でからめた「ふだんのおかず」です。
ツアー中の食事にも唐辛子を少なくした「ケワダツィ」が必ず出されます。ブータンのじゃが芋はとっても美味しく、じゃが芋とチーズのコンビネーション、唐辛子のアクセントも絶妙です。
唐辛子の量はお好みで。風味程度に粉唐辛子少々、でもよいでしょう。
フレッシュな緑の唐辛子でももちろんOK!

野菜を唐辛子、チーズで煮るスタイルはブータン料理の基本です。
じゃが芋のかわりに、きのこ、キャベツ、ナス、なんでもOKです。

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念願の「座繰り」体験 Reeling silk cocoons

群馬県安中市のton-caraさんのワークショップに参加して、念願の「座繰り」を体験してきました。教えてくださったのは蚕絲館の東宣江さん。やり方を見せてくださって、それから自分やってみるのですが、見ていると簡単なのにやってみると難しい!それでも、繭がコロコロと水面でころがってどんどん綺麗な糸になっていく。これは感動です!
アッサムでムガ蚕の糸を引くところを見てから、やっぱり自分で一度座繰りをやってみなくてはと思っていました。あのとき分からなかったことが、そうだったのか・・・と、納得。
一度の体験で分かることはほんの僅か。でも、やってみるって、とっても大きい!
Attended a workshop of reeling silk cocoons. Looking is easy and doing is very difficult but so enjoyable to learn through own experience. This small experience would help me a lot when I visit Bhutan and Assam again on my textile tour program.


ぐんま黄金 綺麗な黄色い繭

 

 

 

「もうひとつの旬を楽しむレシピ」ネギ坊主の天ぷら作ってみました!

「もうひとつの旬を楽しむレシピ」NHK出版 植物ライターの岡田比呂美さんの、ちょっと変わったレシピ本。畑に野菜を作っている人ならではのお楽しみ、こんなところ食べるの?っていう野菜のもうひとつの旬を楽しむてびきです。
ツアーから帰ったばかりで冷蔵庫は空っぽ。畑もまだ種をまいたばかりのものばかり。あ、でも、ネギ坊主がある!と、さっそく天ぷらにしてみました。初めてやってみました。
Cooking book of ” another season ” of vegetables. Usually we never eat after ” right season ” but when I deep fried onion heads for dinner , I learned it was really ” another right season ” to enjoy another tastes of onion leaves.

いつもは見つけるとすぐとってしまいますが・・

あんまりおいしそうじゃないけどなぁ・・

びっくり!軽くてネギの甘さたっぷり!ビールにぴったりです。ペロリと食べてしまいました。

著者お勧めは「ダイコンざや」 今年は大根を作ろう!

サクテンの石楠花、圧巻! Magnificent Rhododendron flowers, Sakten

昨年の5月にサクテンを訪れたとき、咲き終わった石楠花がいっぱい。これが咲いていたらどれほど見事だろうと想像しました。そして今年はそれを確かめるために4月18日から再びサクテンへ。今度は14人の石楠花を期待するお客様と一緒。ところが歩き始めても石楠花はほとんど咲いておらず、プレッシャーが・・・。そしていよいよサクテンが近づいてくると「わ~」と歓声が。急斜面を赤い滝のように石楠花の花が覆っていたのです。そこからは、ほんとうに夢のような石楠花の世界でした。Last year I visited Sakten valley in the early May. There were many Rhododendron trees just flower finished. So I invited 14 members to Sakten Rhododendron trekking in April which supposed to be the right season for flowers. Yes, it was !  It was more than I expected !

ラルン寺に行きます we will visit Ralung Monastery in Tibet

7月のチベットの旅は名所あり、自然あり、そしてゆったりと・・と、理想的な内容です(と自負しています)。
でも、陰のポイントはブータンのルーツでもあるラルン寺のお祭り見学です。

ラルン寺はドゥクパ・カギュ派の総本山。その後継者をめぐって争いが生じました。身の危険を感じたガワン・ナムゲルは、ラルン寺座主の正当な後継者の証である「ランジュンカルサパニ」(写真)を持ってヒマラヤの南に逃亡したのでした。その後、カリスマパワーを発揮、その地域を統一してできた国がブータンです。17世紀のことです。

「ランジュンカルサパニ」というのは、ドゥクパ・カギュ派の開祖を荼毘にふしたときに背骨から現れた観音菩薩像だそうです。

「ランジュンカルサパニ」はプナカ・ゾンに大切に納められています。

ということは、チベットのラルン寺にはその宝物はないはずです。

でも、チベットのラルン寺から見た歴史はどうなっているんでしょうね。すごく気になるところ。今年こそ確かめてこなくては。

ブータンからも、ネパールを経由してチベット巡礼ツアーというのがたまにあるそうです。聖都ラサやソンツェンガンポ王の陵墓のあるツェダン、そしてブータン人にとってはやはりルーツであるラルン寺。なんだか、私達の旅の日程とよく似ています。

ラルン寺はチベットの他のお寺に比べると今はとても小さな静かなお寺のようです。(情報がほとんどなくて分かりません)そんなお祭りだからこそワクワクします。そして、きっとブータンからも巡礼者が来ているんじゃないかなぁ。楽しみです。

手紡ぎのバターランプの芯 Hand spun butter lump wick

3月の東ブータン染織の旅の途中、小さな市場でバナナを売っていた村の女性が綿を紡いでいました。こんな地域で綿を扱っている村がある!!???と、驚いてあれこれ聞いてみると、布を織るのではなくて、バターランプの芯にするのだそうです。 During our Bhutan textile tour, we met a lady spinning cotton while selling banana from her village. She was making wick for butter lumps.

綿を紡ぐ(コマ村)

その後、コマ村に泊まり、早朝散歩していると尼さんが綿を紡いでいました。こちらはちょっとハイテクです。村の子供が病気になったので、祈祷が行われているのだそうです。バターランプ、いっぱい使うのでしょうね。We stayed in Khoma village. Early morning, a nun was spinning cotton for butter lumps.  She was preparing for the ritual for a sick child in the village.

バターランプを灯す(コリラ峠の灯明堂)

移動途中の峠に灯明堂がありました。遠くから車できた家族がバターランプを灯してお祈りしていました。ブータンのどこかでいつも明かりがお供えされています。 Driving along mountain road, we stopped at a high pass where a family came to offer butter lumps in the small prayer room. There are always someone offering butter lumps for somebody in Bhutan.

 

ブータンの織り ピックの持ち方に注目

先月の東ブータン の旅で織り名人の村ゲンパカップを訪ねました。
特別な思い入れのあるゲンパカップは4回目でしたが、またまた感動を新たにしました。

やっぱり、すごいです!この織りの技術!ブータンの織りを習っている人には、ぜひぜひここまで来てほしいと強く思いました。

彼女たちは目にもとまらぬ速さで模様糸を入れていきます。比喩じゃなくて、ホントに何をしたのか速すぎて分からないくらい。

模様を入れるときに使うピック、私はつい先の方を鉛筆を持つように持ってしまうのですが、彼女たちは先とは反対側の端の方を持っています。親指も自由にしています。

帰ってから真似してやってみました。不思議!ピックが自由に動いて糸を拾いやすくなりました。

私も今年こそ織りの練習をします。ゲンパカップの小学生くらいのレベルを目標に!