kibi-ru actionマジック ブータン布がお洒落に変身

とっても愛着のあるブータンの手織布。
でも使う機会もなくタンスにしまわれたまま。

そんな布たちをkibi-ru actionの武堂さんがお洒落なバッグに変身させてくださいました!
丸い形がポイントなのかな、布たちの魅力をそのままで機能性もバッチリです。

青と紫のカード織りの帯はLeki guest house のリンジン・オンモさんが来日したときのもの。
ブータンではできる人が少ないカードの昼夜織りをリンジンさんがチャレンジした成果です。
ストライプの布は特に思い入れがあります。
とっても優秀なのに進学できない女の子を少しだけ支援したとき、お母さんが私のために織ってくださった民族衣装です。
エリ蚕という野蚕の(紡績糸ではなく)手紬の糸で織っています。
この独特の風合いは手紬糸でなくてはでないのですが、織るときには切れやすくて苦労します。
その苦労の分、使い込んでいけばますます美しくなる布です。

茶色の細いカード織りの帯は子供用。小さな子供の民族衣装姿は可愛いですよ!
ポチポチと模様の入ったストライプの布は、
女性がお城に行くときに左肩に掛ける正装用の布。
このデザインを見ると、凛としたブータンの伝統を感じます。

日本の誰かに愛されて使われたら布たちも嬉しいだろうなぁ。
「1/21-1/25ブータンとグァテマラ 旅と織りの会」、ki-biru actionさんの「1/22-2/10 DIVE kibi-ru ACTION BAG展2020」で展示販売予定です。(売り切れてしまったらごめんなさい)