ケワダツィ(じゃが芋のチーズ煮)レシピ How to cook Kewadatsi, potato & cheese

ブータン料理の「ケワダツィ」はじゃが芋(ケワ)を煮てチーズ(ダツィ)でからめた「ふだんのおかず」です。
ツアー中の食事にも唐辛子を少なくした「ケワダツィ」が必ず出されます。ブータンのじゃが芋はとっても美味しく、じゃが芋とチーズのコンビネーション、唐辛子のアクセントも絶妙です。
唐辛子の量はお好みで。風味程度に粉唐辛子少々、でもよいでしょう。
フレッシュな緑の唐辛子でももちろんOK!

野菜を唐辛子、チーズで煮るスタイルはブータン料理の基本です。
じゃが芋のかわりに、きのこ、キャベツ、ナス、なんでもOKです。

<材料(2~3人分)>

じゃが芋(2個)、唐辛子(ここではブータンの乾燥唐辛子を使っていますが種類は問いません)玉ねぎ(1/6個)、ニンニク(1かけ)、トマト(小半分)、チーズ(ベビーチーズのサイズなら2個)、塩(少々)、サラダ油(小さじ2)

材料を切ったところです。
じゃが芋は5ミリの厚さ。唐辛子は種を抜いて手でちぎりました。
(種を抜くと辛さが押さえられます)
玉ねぎ、トマト、ニンニクは薄切りに。
チーズもよく溶けるように薄く切っておきます。


鍋にじゃが芋、玉ねぎ、トマト、水、塩を入れて火にかけます。
水の量は材料がちょっぴり顔を出すくらい。
上からサラダ油をタラリとかけます。
蓋をして最初は強火、煮立ったら中火で。

じゃが芋に火が通ってきたら(日本のじゃが芋は煮溶けてしまいやすいので、まだ少し固いくらいのときに)唐辛子、ニンニク、チーズをのせます。
蓋をして中火でもう少し煮ます。

熱で柔らかくなったらチーズを全体に絡めるよう、優しく混ぜ合わせます。
水分が多ければ少し飛ばします。

ちなみに、ブータンでは東部地方では水分が多く残し、
西部地方では水気はほとんど飛ばしてしまいます。

写真はイマイチですが、食べると美味しいですよ!ご飯にとってもよく合います。
材料の分量はテキトウでよいので、ぜひ試してみてくださいね!