ブータンのお菓子カプセの作り方 A Recipe for Kabse

シンプルな味、美しいブータンのお菓子です。
「カプセ」はビスケット状のお菓子全般のこと。お供え用に美しく作ったものは「ツォ」といいます。


<材料>
薄力粉(300g)、砂糖(80g)、バター(ショートニングのほうが形が作りやすいです)(40g)、水(110cc)、揚げ油  ※写真はこの半分の分量です。


鍋に水、砂糖、バターを入れて火にかけます。
よく溶かします。


小麦粉に少しずつ混ぜてまとめていきます。


全体をまとめます。いわゆる”耳たぶ”くらい。
柔らかすぎると形が作りにくいので調整してください。

力をこめて何度も捏ねる人もいれば、あまり捏ねない人もいます。


一握り分を麺棒で伸ばします。(残りはビニール袋に入れて乾燥しないように)。厚さ目安は5mm弱くらい。表面に薄くサラダ油を塗ると仕上がりの「層」が綺麗にできます。


2つに折って角を切り落とし、(この内側になった部分に前述のサラダ油が塗ってあります)輪になっている方(写真では手前)に切り込みを入れていきます。反対側は残します。

※反対側は切らないように注意!


切り残したほうを中心にして、”足”を放射状に広げていきます。


中心をしっかり丸めて繋げたら、出ている”足”を曲げたり繋げたりして自由に形を作ります。


これは基本の足9本のバージョンです。
蓮の花?ができました。


油で揚げます。
温度はやや低めのほうがよいです。
勢いよく出ていた泡が静かになったらOK。


いろいろな形ができました。

ブータンに行ったら、ブムタンのレキ・ロッジに泊まってみてください。レキ・ロッジのカプセはため息がでるほど美しいです。作り方も教えてもらえます。